干し柿を味見してみました

2017年1月26日、定期試験の合間を縫って、9号館ロビーのスペースをお借りして干していた柿を採り入れて、味見してみました。



2週間ほど前に一度味見した時にはまだ渋い柿が多かったのですが、今日はごく一部を除いて美味しくいただくことができました。いろんな方々からの助力を得て、手探りのなかでの作業でしたが、干し柿の甘さは格別でした。

今年は試作でしたが、次の冬には今回の経験を活かして、もっと多くの干し柿を作りたいですね。(山口)





「食と農の総合研究」(岡田代表)でシンポジウムを開催します



22日に「食と農の総合研究」(岡田代表)でシンポジウムを開催します。
東北大学の宮尾(徳富)先生と、国際農林水産業研究センターの藤田先生にお越し頂き、最先端の研究成果と社会実装に向けた取り組みについて、講演頂きます。
皆様のご来場、御待ちしています。





RECレストランで琵琶湖の恵みをいただきました

2017年1月23日から27日まで、龍谷大学瀬田キャンパス内のRECレストランで、琵琶湖の魚「氷魚(コアユ)」を使った、かき揚げうどん・そば(1日限定20食)が提供されています。

これは、滋賀県と龍谷大学との包括連携協定のもと、琵琶湖八珍を食べる機会としておこなわれているものです。また、RECレストランの前には、空撮マップ琵琶湖博物館「空から見た琵琶湖」が展示されています。

滋賀県の食文化や琵琶湖と人々の暮らしのつながりを、ぜひ実感してみてください。(落合)




食と農のビジネスについて学びました

2017年1月12日「アグリフードビジネス論」の特別講師として、JAおうみ富士の川端均氏をお招きしました。滋賀県で売上トップの農産物直売所「おうみんち」を基点とした、食と農をつなげるビジネスについてお話をしていただきました。

「直売所の野菜はどんな野菜か」「農産物の規格はなぜあるのか」など、実際に野菜をみせながらの説明は具体的でわかりやすく、聴講した学生は惹き込まれるように聞き入っていました。また、美味しい野菜の見分け方などためになるお話も聞くことができました。

JAおうみ富士と農学部は連携を深め、いろいろなプログラムを実践していく計画です。これからの展開が楽しみです。(淡路)



ふなずし、なれずしの食文化研究会を開催しました

2017年1月15、16日、滋賀県高島市と岐阜市で、淡水魚発酵食品の食文化に関する研究会を開催しました。

森枝卓士さん(大正大学)、泉善七さん(川原町泉屋)、左嵜謙祐さん(魚治本店)にご参加いただき、琵琶湖周辺のふなずし、長良川のアユのなれずし、ラオスのソム・パーなどの淡水魚発酵食品について、水田稲作や漁撈、食用植物の採集活動などを手がかりに、日本と東南アジアの食文化を比較しました。(落合)




講演会「スギ花粉米の開発」が開催されました



去る1221日に、「農林水産省 農林水産先端技術社会実装の加速化のためのアウトリーチ活動強化委託事業」の一環として「スギ花粉米の開発」に関する講演会が開催されました。講演会は、植物生命科学科2年生の基礎演習の講義の一部としてオープン形式で開催され、学生・教員ら約80名が参加しました。

Foodbiz-netの道畑美希さんの司会で、農研機構の高野誠氏が「世界における遺伝子組換え農作物研究の現状と開発動向」および「植物を用いた医薬品用タンパク質の生産」について概説した後、「スギ花粉米の開発に関する研究」を解説していただきました。

参加者は、遺伝子組換え農作物の実用化における問題点なども含めた高野氏の貴重な話を熱心に傾聴しました。また、実際に臨床研究に供されているスギ花粉米のサンプルを回覧し、遺伝子組換え農作物の有用性を実感しました。その後、フリーランチのおにぎり、お茶、食パンなどをいただきながら活発な質疑応答が行われました。

アンケートには、「植物工場でワクチンが作られている現状に驚いた」「遺伝子組換え植物の可能性を身近に知ることができた」「自分や家族がスギ花粉症なので早く実用化して欲しい」などの意見が寄せられました。(文責・山形裕士)




基礎演習Ⅰ参加者交流会を開きました


111日(水)の昼休みに学生交流会館地下において、資源生物科学科基礎演習Ⅰの交流・反省会を開きました。この科目は「大きな学科でも少人数教育」のかけ声のもと、将来研究室に学生を受け入れる教員が最も力を入れているものです。教職説明会と時間が重なったにもかかわらず、学科の2年生と教員約100名が一同に集い、ピザと寿司の軽食をとりながら基礎演習の内容や将来の分属に関する抱負を話し合い、たいへん有意義な会になりました。





Food convention2017に参加しました

龍谷大学では、食品卸企業大手の株式会社日本アクセスからインテックス大阪で開催されている
「春季Food convention2017」への招待を受け、教員が参加させていただきました。
今回のテーマは ACCESS REBORN~未知なる「豊かさ」を食卓へ~‟進化”
数えきれないほど多くの食品会社のブースがあり、今年春夏に向けた新商品を次々とご紹介いただきました。
取引企業は1万社以上、それらの企業と企業をコーディネートし新たな商品が生み出していきます。
管理栄養士が監修した
Lunch ヘルシー麺 マフィン お一人様ピザプレートなどのコーナーがありました。
今年度入ったばかりの管理栄養士の方もすぐに第一線で活躍中!
コンセプトは 「食べて、知らない間に 健康に!」
また、健康食・介護食コーナーには、さまざまな商品が展示されていました。

今後、スーパーマーケットなどで、これらの商品が店頭に並びます。

食品栄養学科の学生達の中から
今後このような食の第一線で活躍する管理栄養士が育ってくれたらうれしく思います。
日本アクセスの皆さま、丁寧にご説明、ご案内いただき有難うございました(中村)

卸売市場流通について学びました

みなさま明けましておめでとうございます。
本年も龍谷大学農学部をよろしくお願いいたします。

2017年1月6日、新年明けて最初の食の循環実習では、農学部の4学科すべての1回生が一堂に会し、瀬田キャンパスのお隣にある大津市公設地方卸売市場から、お2人の講師の先生方をお招きして青果物の卸売市場流通について学びました。


卸売市場が果たす4つの機能や卸売市場法のもとでの卸売業者のお仕事の内容などから、セリのかけ声、卸売市場での仕事のやりがいなど多彩なトピックスについてお話しいただき、長時間の講義にもかかわらず受講生も最後まで興味津々といった様子でした。


近くにありながら必ずしもこれまで身近とはいえなかった卸売市場について、今後関心を持って自ら調べてくれるような学生がどんどん現れることを願っています。


新年早々お忙しいところ、多くのお時間を割いて卸売市場流通について丁寧な解説をしていただいた安孫子先生(大津市産業観光課)と中井先生(滋賀びわ湖青果株式会社)に、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。(山口)