京都府農林センターを訪問しました

1月19日(金)午後、京都府亀岡市にある府農林水産技術センター農林センターを、岩堀先生、ウェンダコーン先生、樋口と、3年生16名で訪問してきました。最初に、病害虫担当の徳丸主任研究員から、ハモグリバエ、アザミウマの飼育方法を見せていただきながら、その生態や被害状況について説明を受けました。続いて、徳丸氏、採用3年以内の若手職員3名の方々から、公務員試験の勉強方法、現在担当している仕事などについて説明していただきました。また、事前にお願いしていた質問事項にも丁寧に回答していただきました。研究についてだけでなく、公務員の仕事や職場環境、病害虫が発生した場合の情報発信の方法、試験場が育種した作物など、色々なことについて意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。研究とは「何事についても、まずやってみよう」、仕事に必要なものは「体力、気力、そして知恵に愛嬌」という職員の方々の言葉が心に残りました。

photo & text: Hiroya Higuchi

資源生物科学科交流会を開きました

2年生向け基礎演習Ⅰは、研究室分属の準備科目のひとつです。その最終回として、117日(水)の2講時に交流会を開きました。今回は2年生約130名、教員約10名のほか、3年生の先輩たちがボランティアとして20数名参加し、軽食をつまみながらお互いの親睦を深めました。そのほか、ポスター・ノートパソコン・写真展示・ホワイトボードなどで工夫を凝らした3年生が、各研究室の研究内容や普段の様子を伝え、これまで以上に有意義な会になりました。学生同士が同じ目線で情報交換できることが、資源生物科学科のよい伝統になればと思います。
text: Shingo Hata



柿の試食

2018年1月17日、かねてより9号館入口付近で吊るさせてもらっていた柿を試食してみました。


すっかりほったらかしだったせいか、少し黒ずんで見た目はもう一つですが、昨年と比べるとやはり大きくて立派な干し柿になりました。味の方は…


柔らかくて甘い!今年は揉んでいなかったので渋が抜けているか心配していたのですが、どうやらほぼ完成のようです。


恒例行事となってきた食料農業システム学科の干し柿作り。そろそろ次の展開も考えていきたいですね。(山口)

今年も卸売市場流通について学びました

新年のご挨拶という時期でもなくなってしまいましたが、本年もどうぞ龍谷大学農学部をよろしくお願いします。

2018年1月12日、新年明けて最初の食の循環実習では、農学部の4学科すべての1回生が一堂に会し、今年も瀬田キャンパスのお隣にある大津市公設地方卸売市場からお2人の講師の先生方をお招きして、青果物の卸売市場流通について学びました。

そもそもキャンパスの隣に卸売市場があることを知らなかった(!)という学生も少なからずいましたが、卸売市場の仕組みや役割を学ぶにつれてどんどん関心の高まっていく様子が見てとれました。


青果物や水産物を円滑に消費者のもとまで届けるためのインフラとして、また、生産者と消費者の間に立って双方が持続的・安定的に生産と消費を続けられるような価格水準を見出すバランサーとして、卸売市場とそこで仕事をされている様々な業者が果たしている役割に、認識を新たにした1日でした。



新年早々お忙しいところ、多くのお時間を割いて卸売市場流通について丁寧な解説をしていただいた徳永先生(大津市産業観光課)と中井先生(滋賀びわ湖青果株式会社)に、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。(山口)