九州沖縄農業研究センター見学記(猪谷ゼミ)

2月6日、資源生物科学科の猪谷研究室は、3回生7名らと熊本県合志市の農研機構・九州沖縄農業研究センターを訪問しました。
まず、研究本館会議室において、岡本・農業技術コミュニケーターから農研機構と当センターの概要、さらに作物の育種目標について説明を受けました。イネ品種「にこまる」を育成された研究者からの熱い思いが伝わってきました。
次に、沖・作物品質グループ長から食品の品質と機能性研究の現状について説明を受け、その後実験棟の見学を行いました。紫サツマイモの抗酸化活性など健康機能性を解明し、企業と共同開発した様々な食品が棚からあふれんばかりでした。
最先端の研究現場に触れて、今後の研究テーマに生かされるものと思います。


photo & text: Tomio Itani

いちご農園を訪問しました

2月7日、淡路ゼミが東近江市の愛東にあるいちご農園を訪問し、いちごの栽培と販売について学びました。
琵琶湖からの冷たい風が吹いていてもハウスのなかは無加温で20度程、コートを脱いで見学しました。赤く色づいたいちごからは甘い香りがハウスの中いっぱいに広がっていました。
いちごの生産過程について施設をみながら説明を受けた後、出荷・販売について話を聞きました。市場出荷用に早目に収穫したいちごと直売所出荷用の完熟したいちごを比べたり、粒の大きさの違いとパッキングの方法について現物をみながら教えていただいたり、生産現場ならではの学習ができました。
説明の後は、いちごの収穫体験と食べ比べです。品種の特徴などを解説してもらいながら、いろいろな品種のいちごを食べ比べし、香りや味、硬さの違いなどを実感できました。
完熟のいちごの美味しさに感動し、頭もお腹も満たされた1日でした。(淡路)

                栽培について学ぶ
                梱包・出荷について学ぶ
いろいろな品種の食べ比べ

ラオス・スタディーツアーに行ってきました

2018年1月30日から2月5日までの7日間、食料農業システム学科の落合ゼミと竹歳ゼミは、合同ラオス・スタディーツアーを実施しました。各ゼミから3名ずつ計6名が、落合雪野教授、竹歳一紀教授とともに首都ヴィエンチャンと北西部のルアンナムター県を訪れてきました。

ヴィエンチャンでは、ラオス国立大学社会科学部を訪問、プレゼンテーションやダンスで教員や学生と交流を深めました。また、プータヴェン農園でラオス初の観光農園としての取り組みを見学し、職員の新井貴久さんからお話をお聞きしました。




ルアンナムター県では、街の朝市で動物食材や植物食材を観察したり、タイ・デーンやランテンなどの少数民族の集落で、伝統的な水田稲作やハンディクラフトづくりのようすを見学したりしました。





さらに、有機農業を始めた農村や天然ゴムを生産する農園や工場にもでかけ、最近の経済活動について勉強しました。





歩く、観る、聞く、食べる... 。
食や農について現場での体験がたくさんつまったスタディツアーでした(落合)