「農」の六次産業化シンポジウムに参加しました

3月18日(日)に深草キャンパス和顔館で、NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会の主催する「農」の六次産業化シンポジウムが開催されました。テーマは「若者が夢を持てる農業とは」。NPO法人農楽マッチ勉強会とのコラボ企画でした。

シンポジウムでは、若手農業者4人の実践報告があり、参加者との活発な質疑応答がなされました。食料農業システム学科の坂梨講師が司会を務めたほか、同学科3回生の田中成君が、「六次産業化の実状―学生団体での体験から―」と題して、守山市の開発営農組合・JAおうみ富士と学生グループとの取り組み体験を報告しました。

若手農業者の方たちの活気あふれる、また高い目標を持った実践報告を聞いて大変刺激になったとともに、「若者が夢を持てる農業」とは何か、あらためて考えさせられる機会となりました。(竹歳)





カメムシの研究会が龍谷大学で開催されました(樋口ゼミ)

3月1日~2日、カメムシに関する研究会が龍谷大学で開催されました。

この研究会は、所属機関に関係なく、カメムシ類を研究対象にしている研究者が集まり、研究成果を発表し意見交換をするというもので、年に1回開催されています。
大学、農林水産省、独立行政法人、公立試験研究機関、JAなどから35名が集まりました。

樋口研究室の学生も、水稲に斑点米被害を引き起こすカメムシ類について、「滋賀県のカメムシ類の生息地図」、「ホソハリカメムシ越冬後成虫の飼育条件下での生存日数」、「ホソハリカメムシの卵寄生蜂の種類」と題して発表を行いました。

出席者の皆様から沢山の質問や意見をいただき、また、懇親会でも色々とお話を聞くことができ、今後卒論研究を進めまとめていく参考になったと思います。


photo & text: Hiroya Higuchi

サントリー ワールド リサーチセンターを訪ねました

2/28に岡田研、塩尻研、猪谷研のメンバー、岡田、塩尻、浅水で精華町にあるサントリーの基盤研究所を訪ねました。2年前にオープンしたという研究所は、モダンでおしゃれな造りで、エントランスから圧倒されました。「青いバラ」の開発者である田中良和さんに1〜4F の館内と、屋外の温室を案内していただきました。


右端が田中さん
2Fに(公財)サントリー生命科学財団の研究施設、3-4Fに主力製品であるビール、ワイン、茶、コーヒー飲料の基盤研究や、「青いバラ」に代表される植物の開発研究を行うサントリーグローバルイノベーションセンター(株)や、健康食品を開発するサントリーウェルネス(株)の研究施設があるという構造でした。

400名の研究者が働いているとのお話でしたが、広々とした実験室でゆったりと仕事をされている印象でした。役員を含めて個人のデスクがない、館内の至る場所にユニークな造りのミーティングスペースがあるなど、自由な気風を感じました。

就職活動を始めた学生たちにとって、よい刺激になったことでしょう。


タンニン・フェノール抽出分析の講習会

2月15日と26日に、京都大学生態学研究センターの片山博士より、植物の葉に含まれるタンニンとフェノールの抽出分析法を教わりました。
これまでの実習で、実験器具の基本的な扱い方に慣れているので、すんなり抽出分析ができたようです。