湖南市での採蜜 6月10日

資源生物科学科の佐藤茂ゼミとウェンダコーンゼミ、そして植物生命科学科の古本ゼミでは、3つのゼミと湖南市との連携事業で、湖南市に新しい特産品を作り出すプロジェクトを進めています。
 佐藤ゼミ・ウェンダコーンゼミは、「エンサイ」をねたに、古本ゼミでは「西洋ミツバチ養蜂」をねたにしています。
 古本ゼミでは、昨年から2群程度の規模で西洋ミツバチ養蜂を開始していましたが、この連携事業を機に、6群に増群し、大津市の瀬田で3群、湖南市の針で3群、飼養しています。瀬田の蜜は大学の各種イベントに、湖南市の蜜は連携事業関係に使います。湖南市との連携では、「農福連携」として福祉関係の人の力を借りたいと思っています。農福連携を目指している養鶏会社の「チャレンジファーム」を拠点に、古本ゼミも活動します。鶏舎の一部に蜂箱を置かせてもらい、養蜂を行います。

いろいろとトラブルをかかえつつ、ついにこの夏の採蜜時期を迎えました。まずは、関係者だけで採蜜しました。その様子を示します。






古本ゼミの学生は参加できなかったのですが、養蜂をやりたいという農学部学生自主組織「養蜂組織」のメンバーが手伝ってくれました。5Lほど採れたでしょうか。ラベルデザインをお願いしたい会社の人、福祉関係の人、大工さん、湖南市役所の人、それぞれ関係者は楽しんでくれました。
 今後は、蜜源植物にも工夫を凝らして、湖南市のハチミツの輪を広げてゆきたいと思います。
(古本)