「環境こだわり米」に関する論文が掲載されました

新米が出回る季節になってきました。農学部の「食の循環実習」でも、無事1回生による稲刈りが終わったところです。

少し遡って2018年9月25日、以前ご紹介した「環境こだわり米」の消費者評価に関する研究報告を論文化したものが出版されました。

https://doi.org/10.7310/arfe.54.88

この研究では、選択実験によって「環境こだわり米」への高い評価額が析出された一方で、その環境こだわり認証の一つの柱であるびわ湖への濁水流出防止に対する評価額はむしろマイナスになるという、興味深い結果が観察されました。

この研究は、山陽学園大学地域マネジメント学部の西村武司准教授と、当学科の竹歳一紀教授との共同研究です。また、消費者へのアンケート調査に際しては滋賀県の協力を受けました。記して謝意を申し上げます。(山口)