食料農業システム学科では、食料農業システム実習B「ラオススタディツアー」を2025年8月24日から31日にかけて実施しました。2回生3名と3回生6名が東南アジアのラオス、ルアンパバーン県を訪問し、農業や食、地域の文化などについて見学や体験をしました。
8月25日、バンコクを経由して、古都ルアンパバーンに到着。世界遺産の街を散策したあと、王宮博物館を見学し、ランサーン王国の歴史や文化について学びました。
8月26日午前、博物館Traditional Arts and Ethnology Centre (TAEC)を訪問。フタッフの解説を聞きながら、ラオスの多様な民族集団の生活道具や衣服などの資料を観察しました。
TAECのミュージアムショップでは、農家の職人たちの活動やハンディクラフトのフェアトレードについて学びました。ラオスの多言語多民族社会や農村での工芸などについて基礎的な知識を得ることができました。
8月26日午後、Lao Buffalo Dairy(スイギュウ牧場)を訪問。ラオス北部の農家でのスイギュウ飼育をめぐる現状や課題についてスタッフの説明をうける学生たち。
スイギュウのブラッシングやえさやり、仔牛のミルクやりにも挑戦しました。いちばんむつかしいのが乳搾りでした。
最後に、スイギュウのミルクを使ったアイスクリームやケーキを試食し、その味を自分の舌でたしかめました。ラオス北部の畜産やアグリツーリズムついて、理解を深めることができた訪問でした。
その2に続く(落合、竹歳)