2025年7月6日、食料農業システム学科の3回生12名と1回生2名が、滋賀県高島市今津町深清水を訪問して現地でのオリーブ茶づくりの一部を体験しました。
深清水は滋賀県随一の柿の産地として知られていますが、高齢化にともなって耕作放棄園も出始めている状況で、そうした圃場で8年前からオリーブの栽培にも取り組んでおられます。われわれ龍谷大学農学部食料農業システム学科では、2019年度から「しがのふるさと支え合い事業」で現地と協定を結んで(協定締結の様子 その1 その2)活動を続けています。過去にはオリーブの植樹のお手伝いや、剪定枝から採れた葉っぱを使ったオリーブ茶のラベル作成・販売のお手伝いなどを手掛けてきました(その様子は過去のブログ記事でも紹介しています→ その1 その2)。
今回は、山口ゼミ3回生と1回生入門ゼミの有志が、オリーブ茶の原料となる葉っぱを剪定枝から採取する作業に参加しました。
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慣れない手つきで葉っぱを摘んでいます |
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地道な作業でした(笑) |
暑い1日でしたが、現地は風もあって日陰はしのぎやすく、また、深清水という名の通り山から勢いのよい水が流れていて、それが各家庭に引き込まれている様子なども観察させてもらいました。
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たくさん採れました! |
作業場では、楽しくおしゃべりしながら葉っぱを摘む学生もいれば、黙々と作業に取り組む学生もいて、それぞれの性格がよく出ていて面白かったです。こうして採れた葉っぱは、天日干しされた後さらに乾燥・焙煎・粉砕などの工程を経て、オリーブ茶に加工されます。
今年はこのオリーブ茶を使って新しいことをしてみたいと計画しています。またその様子は改めてこちらでお知らせできればと考えています。乞うご期待!
暑いなか、作業の準備のみならずオリーブの圃場をはじめ現地をご案内くださった南深清水FF倶楽部の皆様、どうもありがとうございました!(山口)
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柿畑の案内を受けています |
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こちらはオリーブの圃場 |
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扇状地の棚田と水路:とても綺麗な水でした! |