学生がラベルをデザインしたオリーブ茶が販売されます

 食料農業システム学科山口ゼミでは、これまで高島市今津町の南深清水地域と連携して、柿とオリーブを通した地域ブランディングのお手伝いをしてきました(2018年の活動その12018年の活動その22019年の活動その12019年の活動その22020年の活動(リンク先は滋賀県ホームページです))。2019年度には、「しがのふるさと支え合いプロジェクト」に採択され、地域と食料農業システム学科との間で連携協定を締結しています。


深清水は「今津の柿」として知られる滋賀県随一の柿産地ですが、高齢化にともなって、作業強度が高く危険な高所作業も伴う柿の栽培を断念されるケースが発生しています。そうした耕作放棄園の活用策として、現地では4年前から比較的労働強度の低いオリーブの植樹にも取り組みはじめています。

ゼミ生がオリーブの植樹をお手伝い。添え木を打ち込んでいるところです(2019年)

植樹を始めてから4年が経ちましたが、良質な実が多く獲れるようになるまでにはまだまだ試行錯誤が必要です。そこで副産物として剪定枝からとれるオリーブの葉をお茶に加工して、先行して商品化を進めることになり、ゼミ生がそのパッケージデザインを任されました。

そしてこのたび、2021年6月28日よりオリーブ茶が販売されることとなりました!(ニュースリリース

学生にも、スッキリして飲みやすいと好評でした

数量限定で、次回販売は秋以降になる予定だそうです。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひお試しください。(山口)