水草堆肥でイチゴ栽培に挑戦!

 琵琶湖の水草からできた水草堆肥。私たちはこの水草堆肥がコマツナの生育を著しく促進することを確かめています。今回は、イチゴの栽培に水草堆肥がどのように影響するのかを確かめます。琵琶湖の環境問題を解決しつつ、美味しいイチゴができれば最高だと思いませんか?農場の助手さんの指導を受けながら、水草堆肥を配合した土壌で栽培を開始しました。土壌からはほのかに湖の香りがしてきました。結果が楽しみです。(植物栄養学研究室:玉井)

滋賀県が開発した「少量土壌培地耕」という栽培法で栽培します。



食の循環実習で稲刈りをしました

 農学部全学科の必修科目「食の循環実習」において、102日、稲刈りを実施しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、農場に向かうバスの台数を倍増させ、マスクを着用して、できるだけ距離を確保しながらの稲刈りでした。のこぎり鎌で刈り取り、麻ひもで束ねて、はざ掛けして乾燥させました。一年生にとっては、今年初めての農場実習。天候にも恵まれ、心地よい汗とともに、コロナストレスを洗い流したのではないでしょうか。(玉井)




修士論文中間報告会を開催しました

9月30日(水)の午後に農学研究科修士課程地域社会農学モデル二回生による修士論文中間報告会を開催しました。報告者は二名です。

宇山学科主任の開会挨拶


コロナウイルスの影響で十分な調査や討論が出来ていない状況下で院生たちは精いっぱいの準備をして報告会に臨みました。

緊張しています

資料作成にも苦労したようです
 

報告会に参加した先生方からは厳しくも重要かつ的確なコメントや意見が寄せられました。

コロナの影響で大教室で開催 

痛いところを突く質問
 
 
それらのコメント・意見を参考にして残された時間で素晴らしい研究論文を書き上げてくれることを期待しています。(文責:香川)
 
 

修士課程 中間発表を行いました (植物生命)

 10月7日に、修士課程の中間発表を行いました。

内部から進学した初めての修士課程の学生たちなので、中間発表は実施する教員側も経験が少なくドキドキしました。

4名の学生はそれぞれ研究の進展を真剣に発表し、フロア側からも質問が出るなかなか熱気のこもった発表会でした。この熱量を忘れず、残りの研究時間を使って欲しいと思います。

コロナ対策関係する学科に別れての実施でしたが、その分専門性が高くなったように思います。

発表者のうちの一人は私の研究室の学生でした。発表後は、充実した疲れた様子でしたので、モンブランを差し入れました。みなさまお疲れ様でした。

(古本)









日本でのパパイヤの栽培

 昨年、ハワイでの海外農業体験実習に参加した学生が、その後、自分の家の畑でもパパイヤを栽培してみたようです。

彼は、その海外体験を発展させるために、海外留学を計画していました。そのために、意図的に単位を落として過年度生として登録していましたが、残念ながらコロナの影響で留学は叶いませんでした。

本日、後期登録の確認と状況報告のために研究室を訪ねてくれました。そこで、自分の家の畑でもパパイヤの栽培を試みていたこと、そしてちゃんと収穫できるようになったということを報告してくれました。




パパイヤはまだ完熟していないようですが、肉に揉み込むと柔らかくなって美味しかった、と言っていました。そういえば、彼のいるグループは、いろいろなパパイヤの利用方法についてハワイで紹介していたのでした。

コロナ禍の中でも学びを止めていないこと、自分で引き続き栽培する経験をつんでいること、食べ方に工夫を凝らしていること、

ハワイでの学びをうまく活かしていることが特に嬉しかったです。

就職を決め、畑作業で日に焼けた姿に、たくましさを感じました。

(古本)