基礎演習2 キャリア回で先輩の生の声を聞く


 7月16日の基礎演習2(3年生配当科目)では、キャリア回として、先輩の話を聞く時間を設けました。

3年生にしてみると、就職活動を終えた先輩(4年生)がちょうど一年前の今の自分たちの時から就職を決めるまでに、どういったことをして、どう立ち向かったか、振り返ってどうすべきと考えているか、生の声が聞けるレアなチャンスです。

また、3年生のキャリアとしては大学院進学という選択肢もあり、それがどういったものか、いつ進学を決断したのか、どういう決断理由なのか、実際の生活パターンはなど、こちらもM1やM2の学生の生の声を聞けるチャンスです。

修士課程で他大学に進学し、そして博士後期課程で戻ってきた博士課程の先輩の話は、きっとまだ想像もつかない研究の世界を覗いてきた先達の姿を見るようであったことでしょう。

スライドを用意せず、メモ書きだけで話を聞かせた4年生の姿には驚きました。70名近い学生を傾聴させるのは、授業に慣れている教員でもとても難しいことです。3年生のみんなが気になる就活の話というのもあるのでしょう、会場全体がじっと聞いている、そんな様子でした。

3年生たちのキャリア意識の向上にまたとない機会でした。

話を提供してくれた在学生のみなさま、ありがとうございました。

写真はそのうちの1シーンです。

受講者のアンケートの声も最後につけておきます。

受講生1)自分は今のところ院進は考えていないが、院に行った方が就職に有利というのを聞くことが多いので不安だった。ただ、研究室に配属されてから気持ちが変わって院に進んだり、院に行かなくても自分のやりたい仕事に就くことはできることがわかり少し安心した。院での研究もすごく楽しそうで興味が湧いた。

受講生2)貴重なお話をありがとうございました。私は今就職活動を少しずつ進めており、どうしたらいいか分からなかなっていました。家族と、院進すれば研究職じゃなくても、給料は上がるし、より良いところに就職できる可能性も上がるという話をしていました。とりあえず今は就職活動を行いますが、研究室に入ってからもしかしたら院進したくなるかもしれないし、もっと色々とこれから考えていきたいと考えました。

受講生3)最初に修士の方のお話を聞いて、院進学の利点について理解できた。また研究したいことができたり、プレゼン能力をつけることができる所、そして就職するときの自己分析時間とすることができる利点があることを知った。また就職活動の話として、自己分析の仕方や、大学3回生時の動き方などとてもわかりやすく知ることができた。何がしたいのか、何ができるか、その会社との相性も考えることが大切だと理解できた。研究テーマなどが修士の人だと深く、長い時間を使って研究できているため自分の言葉で落とし込んでいて、わかりやすいと感じた。それぞれ院生に進むきっかけは、別々で1人1人違って面白かった。また博士課程という修士の後の学びの場もあることがわかった。またその博士課程での学びにも詳しく話されていてわかりやすかった。博士と修士の差は規模だと考えた。博士まで行くと国内学会や国際学会があり、ある程度自分で1人の研究者として研究をしていくのが必要だと考えた。また学部ではこの大学、修士ではここの大学、博士ではここの大学と変えることもできて、学ぶことも変えれることが知れた。

(古本)



生命科学科の新学科ロゴ決まりました!

 生命科学科では学科独自のロゴマークがあります。

これまでのものは、2023年前期に当時の学生さんら(別役研)がデザインしてくれたもので、生命科学科の(卒研生が分属する)全研究室の研究内容をシンボルにした図柄でした。

旧学科ロゴ(2023年〜のもの)

それ以降、毎年、入門ゼミで学科ロゴ入りバッグとして一年生に配布してきましたが、あれから3年経ち、学科の教員の入れ替わりもあり、図柄が現状と合わなくなっていました。そこで、一つの企画として、この5月に学科ロゴ案を学科関係者から募集して、学科関係者の投票で決めることにしました。

期間も短い中、どれだけの応募があるか心配でしたが3件の応募がありました。多いか少ないか微妙なところでしたが、企画した側としては複数応募があったことで安堵しました。どれもそれぞれ個性的な力作揃いでしたが、学科の学生・院生・教職員らによる投票を経て、現4回生の中川翔太くん(浅水研)の作品が新学科ロゴとして選ばれました!

新学科ロゴ

新たなロゴも、現在の生命科学科で学べる内容がいい感じにシンボル化されて、包括的に含まれた、学科を象徴するものになっているんじゃないでしょうか。早速、このデザインをプリントしたバッグを用意して、今年の入門ゼミで学科1回生に配布されました。

副賞としての新学科ロゴ入りバッグ(入門ゼミ配布品と同等)を手に笑顔の中川くん

中川くんのコメント

「このような名誉あるデザインに選んでいただいて光栄です。このデザインは生命科学科っぽさと親しみやすさ、生命科学の幅広さを意識して作成しました。このロゴを通して、生命科学科の魅力や学びへの思いが多くの人に伝われば嬉しいです。」


生命科学科の教員異動も、この4月の村中先生の着任でちょっと落ち着いたので、今後しばらくの間はこの新学科ロゴを学科シンボルとして使っていきたいと思っています。これまで以上に、いろんな学科イベントやOC等で積極的に利用していく予定です。楽しみにしていてください!


最後になりましたが、今回選ばれた中川くんはもちろん、惜しくも選ばれなかったですが作品を応募してくださった他2名の方々、また、投票してくださった方々、今回の学科企画に参加してくれてどうもありがとうございました!


(別役)





入門ゼミプレゼン大会

生命科学科「入門ゼミ」の集大成となる、恒例のプレゼン大会が行われました。

各クラスから選ばれた2名(またはグループ)が、5分の制限時間の中で思いの丈をぶつけました。内容は、アカデミックなものから、ふるさと自慢、料理レシピまで多岐にわたり、個性あふれる発表が続きました。

発表予定者が寝坊し、急遽ピンチヒッターを務めることになった学生もいましたが、堂々と発表していました。

前期ももうすぐ終わりです。入学からここまで、それぞれが楽しく充実した学生生活を送ってきたことが伝わるプレゼン大会となりました。(浅水)

 発表者のみなさん

 

 

高島市マキノ町森西での実習 2026

 2026年6月20日〜21日、食料農業システム実習D(高島)では今年も高島市マキノ町森西での現地実習を実施しました。この実習はコロナ明けの2021年度から実施していて、毎年この時期に現地で実施される「普請」に参加させてもらいながら棚田をはじめとする地域資源管理の実態について学んでいます。過去の実習の様子については、ぜひこちら(2021年度その1 その2 2022年度その1 その2 2024年度 2025年度)をご参照ください。


日曜日に行われる普請に先立って、例年土曜日は最初にみなくちファームさんを訪問しています。経営主は森西のご出身で、アパレル産業でのご経験を経て新規就農されました。きっかけはリーマンショック(2008年)による不況で、「仕入れたものを売る」商売から「自分で作ったものを売る」ビジネスに転換したいという思いからだったそうです。条件のあまり良くない農地での有機無農薬栽培の取り組みからスタートし、草刈りをはじめさまざまなところで周囲の信頼を得ながら循環型農業(里山オーガニックビレッジを提唱されています)の取り組みへと発展を続けておられます。そのなかで、農業もまた周囲とのつながりがとても重要で、できるだけ自分たちで作ったものを販売しようとしているけれども、やはりいろんな人たちとの取引関係・関わりが欠かせないとおっしゃっていたのが印象的でした。

雨の中、カフェスペースでお話を伺いました

みなくちファームさんには、食料農業システム学科を2022年に卒業された大橋さんが従業員として就職されています。就農5年目を迎え、農場長の瀬口さんとともに主戦力として頼られている様子を嬉しく拝見しました。

大橋さんも交えて懇談中

その後場所を森西に移して、森西区の役員の方々とのディスカッションを行いました。この日はあいにくの荒天で、並木カフェメタセコイアのご協力も得て室内で森西の歴史と農業の営みについてご講演いただき、学生からの質問に熱心にお答えいただきました。

意見交換会の様子

今年度の実習は、新たな試みとして経済学部西川ゼミからも10名の学生(と西川先生!)が実習プログラムに同行してくれました。西川ゼミではフィールドワーク先の1つとして森西と交流を続けていて、昨年度しがのふるさと支え合い事業で森西との連携協定を結んで米作り・パックごはんの販売などを手がけています(プレスリリース記事)。今回実習受講者と協力して瀬田キャンパスでもパックごはんの販売について計画しており、西川ゼミの森西での活動についても情報提供を受けました。

西川ゼミによる発表中

激しく降っていた雨も日曜日にはすっかり上がり、普請は蒸し暑いなかでの活動となりました。この普請は農家・非農家を問わず原則として集落全戸から人が出て、水路の泥上げや獣害柵の補修といった地域農業資源の保全活動のほか、田屋城への登山道の整備などの景観・地域資源全体の維持管理活動も行います。普請は年3回実施され、ふだんなかなか顔を合わせない住民どうしの交流の場ともなっています。参加した学生は、汗と泥だらけになりながら、現地の方々からそれぞれの作業のやり方や意味などの他にも、さまざまなお話を伺っていました。

集合排水路から水草を引き上げています

田屋城趾の草刈り

わかりにくいですが、登山道で水を逃す溝を切っています

実習受講者は、これから現地実習で体験したことを言語化して振り返るという作業に入ります。今年はどんなレポートを読むことができるか、今から楽しみです。


安全な現地実習の実施をサポートしてくださった森西区の皆様、みなくちファームの皆様、そして西川ゼミの皆さん、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。そして、皆さんお疲れさまでした!(山口)

タイ カセサート大学 (Kasetsart University)の学生受け入れプログラム(6/24)

タイ カセサート大学(Kasetsart University)農学部と龍谷大学農学部との学生受け入れプログラム(6/21~6/30)が実施され、その一環として、6/24日の交流会を農学科が担当しました。カセサート大学の学生さん9名と教員1名が参加されました。

農学科プログラムでは、午前中は草津水の森水生植物園を見学し、昼食後琵琶湖周辺を散策しました。その後、滋賀県農業技術振興センターのフィールド見学と講義を受け、活発な質疑応答も行われ、充実した見学となりました。その後、守山芦刈園の紫陽花を見学し、一日の交流会を終了しました。

今回カセサート大学(KU)からの引率の先生は、昨年KUでお世話になった先生で、このような交流プログラムの発展に関するご意見などもお話しでき、また、学生らの活発な参加の様子もみられ、充実した交流会になったと感じました。

                                                            草津水の森水生植物園内


                                              

           滋賀県農業技術振興センターでの講演の様子






           滋賀県農業技術振興センターフィールド見学の様子



                  植物園内の様子




                            Wendakoon S.K.(農学科)