3年生の生命科学実習が始まりました

3年次前期の生命科学実習が始まりました。この実習では、2年次の実験実習で身につけた知識や手技をもとに、より専門的な内容に取り組みます。そのため実験の進め方や、得られた結果の読み取りなど、学生自身で考える場面が昨年より増えていきます。また、実習では周囲とのコミュニケーションも重要です。グループで協力しあうことで理解が深まり、より良い学びにつながります。

後期からの研究室配属に向けて、一人ひとりが主体的に実習に取り組むことを期待しています。履修生の皆さん、一緒にがんばりましょう。 (中田)

培養した酵母菌、乳酸菌の観察

実習で使うダイコン、キャベツ、コマツナを育苗中(枯らさないでくださいね)



コンニャクの開花記録②

情報生物学 講師の村中です。 

前回のつづきです。

みなさまの応援のおかげで、スクスクと成長しており、1日で10cmちかく伸びています。

今朝は72cmでした。

花柄部分が伸びて、花序が認識できるようになりました。コンニャクの花序は仏炎苞につつまれており、上に雄花、下に雌花が並びます。花序の上には付属体とよばれる部位がつきます。開花したら改めて写真で紹介しようと思います。

夜はまだ冷えるので、夕方には、9号館ロビーの中に避難させるようにしています。

開花まで楽しみにお待ちください。






JR西日本「滋賀カレッジ」の電子パンフレットが完成しました

2025年度に食料農業システム学科の1年生6名が参加したJR西日本「滋賀カレッジ」の電子パンフレットが完成し、JRお出かけネットのサイトから公開されました。 

電子パンフレットには、龍谷大学のメンバーが彦根市チームとして提案した「ひこねリミックス~伝統と遊びで旅をデザイン~」という観光プランの内容が紹介されています。
彦根市の観光課題の解決と観光資源の再発見につながれば幸いです。

下記アドレスからご覧下さい。                    (竹歳)

JRお出かけネット「2025滋賀カレッジ」

「滋賀カレッジ」電子パンフレット

「滋賀カレッジ」成果報告会の様子

コンニャクの開花記録①

 4月から講師として着任しました村中智明です。情報生物学研究室を立ち上げます。

生物の多様性の根源に興味があり、最小の花をつけるミジンコウキクサから、最大の花つけるショクダイオオコンニャクまでを内包するサトイモ科に注目しています。

ショクダイオオコンニャクではないのですが、食用のコンニャクが開花しそうなので、多くの人が観察できるように、農学部の本拠地、瀬田9号館の玄関前に置きました。

まだ小さいですが、2週間ほどで2mぐらいの高さになる予定です。

開花までの記録をこちらで報告していきたいと思います。

コンニャクは寒さに弱いため、夜がまだ肌寒いのが少し気がかりですが、元気に成長してほしいところです。

このコンニャクは、高崎健康福祉大学の橋田庸一先生から譲渡いただいたものです。橋田先生は、私の前任である永野先生のもとで研究員をされていたこともあり、実は龍谷大学農学部と縁があるコンニャクなのです。

ちなみに、日本で栽培されるコンニャクは大きく分けて「在来種」、「備中種」、「支那種」の3種類とのことですが、このコンニャクは支那種とのことです。







第67回 日本植物生理学会年会に参加してきました(生命_別役研)

 3/13-15に明治大学駿河台キャンパスで開催された第67回 日本植物生理学会年会に参加してきました。ちょうど龍谷大学瀬田キャンパスの卒業式・修了式が3/13に挙行されたため、瀬田での各種式典が終了したのち、夜の間に東京に移動するというハードスケジュールでの参加でした。

明治大学駿河台キャンパス

今回は別役研からは学生らのポスター発表2件(D2竹口/M1澁谷/B4山本/卒業生らの共著とD2北田/卒業生らの共著)と教員の口頭発表1件(M1吉田や卒業生と共著)でした。個人的には、2020年に龍大に着任してから2024年に初めて学生が植物生理学会でポスター発表してから1年空白が開きましたが、今回は2組も発表してくれることになり、遅々としながらも徐々に研究室が稼働してきたなと感慨深いものがあります。ポスター発表を行ったD2やM1に加えて、B3や卒業式を終えたばかりのB4の学生まで多くの学生が参加しました。別役研以外では、古本研から古本先生と学生さんがそれぞれ口頭発表で参加されており、土岐研からは学生さんらが聴講参加されており、生命科学科にとっては馴染みのある学会とも言えます。

別役研参加メンバー(一部除く)

今回の年会は当日参加も含めて1777名の参加者があったそうで、非常に規模の大きい学会です。例年、植物生理学会年会では発表資料は全て英語で作成するなど国際化が推進されているのが一つの特徴ですが、今年は年会終了後に台湾植物学会(Taiwan Society of Plant Biologists)との共催シンポジウムが企画されていたこともあり、台湾や米国など国外から250名もの参加者があったそうで、会場の至る所で英語での議論も行われているなど、サイエンスに国境はないんだなぁと、より国際化を感じる年会でした。また、学会による国際誌Plant and Cell Physiology のエディターらを中心とした審査員による2025 PCP Poster Awardの選定もあることから、ポスターでも英語での発表や議論が当然のように行われており、うちの学生らもその対応に四苦八苦だったようです。もちろん大変なことだと思いますが、こういった経験の積み重ねが一番大切なことで、こういった機会に積極的に参加して、怖気付かずに発表したり質問したりと挑戦を繰り返すことで、英語の議論もいつの間にか当たり前のようにできるようになるものです。今回参加した学生さんらはとても大きな経験値を得たのだと思います。最近は東京など出張旅費がとても高くなってきましたが、発表はもちろん、聴講だけの参加でも、やる気のある学生さんらの学会参加をサポートしてくれる大学には感謝ですね!


また、この年会の場で、来年度の第68回年会が、本学の深草キャンパスを会場として2027年3月6-8日に開催される旨が正式に公表されました。我々、農学部メンバーにとっては普段とは異なるキャンパスではありますが、本学でこの大きくて国際色の豊かな学会をホストすることに龍谷大学の一員として大きな責任を感じつつもワクワクしています。生命科学科のみならず関係教員や職員のみなさまには多大なご協力をお願いすることになるでしょうし、学生さんらにも会場係など助けてもらうことも多いかと思いますが、みなさん、ご協力の程、よろしくお願いいたします!運営はもちろん大事ですが、教員としては一人でも多くの本学の学生さんが来年の深草キャンパスで面白い研究成果を発表してくれること、そして、発表しなくても年会に参加して国内外の植物生理学の優れた研究発表に触れて、研究活動に興味を持ってくれることを大いに期待しています。


参加学生の声(一部抜粋、原文ママ)

・今回始めて、学会というのに参加させていただいたが今までの授業とは比べものにならないほど、世界観が広くて、様々な国から研究者のかたが参加され、幅広い議論をされている姿を見て、学会の雰囲気をしれたことはもちろん、非常に圧倒された。

・初めての学会参加でした。まずは口頭発表を公聴したのですが、研究の背景や目的から結論までの流れが綺麗でとても理解しやすいものが多くスライドや話し方含めとても参考になった。一方で自分の基本的な知識が浅いため話についていけなくなることが多々あり、より勉強していく必要があると痛感した。また懇親会では知っている人がいなかったが先輩方を通じて違う大学の方と交流をすることができた。

・今回学会に参加して、結構私たちがやっていることと同じだということが興味深かった。ポスター発表も卒論発表会を想起させられた。ただ、内容はすごく高度で、私には理解できないことも多く、たくさん聞いてみたが、そのうちの半分も理解できなかった。また、特に壁として立ちはだかっていたのが、ポスターもPowerPointも全て英語だったことだ。内容を理解する以前の問題で、メモをして、メモをした内容を翻訳しながら行っていたが、それでも追い付かなかった。英語学習をやることの必要性を一番感じた。もっと勉強して、理解できるようになって、次にはしっかりと自信をもって質問したい。

・植物生物間相互作用を中心に聴講していましたが、植物系の中でも大規模な学会という事で、受賞講演等では分野の異なる発表も聞くことができ、自身の知識の幅を広げることができました。来年度は龍谷大学での開催とのことで、より良い発表ができるように研究に励んでまいります。

(別役)