資源生物科学科 卒業論文発表会が実施されました!

 本日、1225日(金)、資源生物科学科の卒業論文発表会が実施されました。新型コロナウイルスの感染が拡大している中ではありましたが、万全の感染予防対策を取りつつ対面で実施されました。学生たちは、非常に緊張している様子でしたが、その分発表を終えた後の充実感も大きかったようです。また、発表を聞いていた3年生にとっても先輩たちの真摯に研究に取り組む姿を感じることができ、大変刺激になったようです。(資源生物科学科)

大きな講義室での発表です
先生方からは鋭い指摘が…

精一杯質問に応えました
学生からも活発に質問がされました


雷で肥料づくり!?

 昔の人は、雷がよく発生する年には米が豊作になることを経験的に知っていました。雷が「稲妻」と呼ばれるのはこのためです。これは、プラズマ(注)である雷が、大気中の窒素を硝酸などに変えて雨水に溶かし、その窒素成分を稲が吸収したためであると考えられます。

 私たちは、流水中にプラズマ(人工雷?)を発生させて空気中の窒素を硝酸として水に取り込ませ、それを窒素肥料として利用する研究を行なっています。農業現場で、窒素肥料を必要な時に、必要な量だけ作り出す技術を確立できれば、エネルギーの無駄をなくし、かつ環境に負担をかけない持続可能な農業の実現に貢献できると考えています。(植物栄養学研究室:玉井)


流水中でプラズマが発生しています。

(注)プラズマとは、物質の第四の状態です。物質はエネルギーが与えられると固体から液体、気体へと変化しますが、さらにエネルギーを加えるとプラズマとなります。意外とプラズマは身近な存在で、炎はまさにプラズマ状態ですし、ネオン管、蛍光灯などもプラズマによる発光現象を利用しています。

キャリアイベント (植物生命科学科 基礎演習)

  本日、植物生命科学科では、基礎演習Iの中で、就職を決めた3人の先輩たちから、2年生の学生に「今しておくこと」を語ってもらうキャリアイベントを開催しました。

 演者は3人。今年社会人1年生となった先輩、4年生で就職を決めた学生、修士2年生で就職を決めた学生の3名です。それぞれの立場から、2年生へのメッセージをいただきました。





 それぞれ、大学生活を満喫した様子を語ってくれました。

 いろんなことに挑戦すること、それを振り返ることができるよう記録しておくこと、誰かに話して自分の意見をポリッシュアップすること、など。

 講演後には、質問をフロアからもらいました。どの質問も、2年生たちらしい、切実感のある質問で、演者も一生懸命に質問に答えていました。

 リアクションペーペーの様子から、先輩の言葉は彼らに強く響いたたようです。2年生のこの時期にキャリアイベントをすることで、これからの大学生活を有意義にしてもらうきっかけになるなと感じました。コロナの中でもできること、やりたいこと、に是非挑戦して欲しいです。

 それにしても演者の人たちのたくましさに驚きました。成長したものです。

(古本)

国立歴史民俗博物館「くらしの植物苑」を訪問

 千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館(通称「れきはく」)は、大阪にある国立民族学博物館(通称、「みんぱく」)と対をなす、日本を代表する博物館のひとつです。この博物館に併設された「くらしの植物苑」は、考古学・歴史学的に日本人と深い関りをもってきた植物を集めたユニークな植物園です。私はどちらもずっと気になっていながら訪れたことがなかったのですが、縁あってこの植物苑のリニューアルの仕事に関わらせていただくことになり、顔合わせのため初訪問してきました。 

 「くらしの植物苑」の入り口です。江戸時代の武家屋敷の「冠木門」(かぶきもん)を採用したのだそうです。コロナの影響下、訪問者は少し少なめのようでした。



おりしも特別展「古典菊」の開催中。江戸菊、嵯峨菊、肥後菊など、各地方で育成されてきた独特の品種群がならんでいました。この日案内してくださったのは、東京大学名誉教授の辻誠一郎先生。植物の話題が無限に湧き出てきます。


これは江戸菊の品種‘江戸絵巻’。江戸菊は、いったん開いたあとの花弁が老化してよじれていく姿を愛でるのだそうです。何とも奥深い……。




次は嵯峨菊の品種、その名も見たまんまの‘錦糸卵’(きんしたまご)。嵯峨菊といえば京都の品種で、雅でお高くとまったイメージを勝手にもっていたのですが、こんなお茶目なネーミングもあるのですね。



もちろん本館展示も見たのですが、何せ膨大な展示品、とても全部は見切れませんでした。これは滋賀県長浜市の農業集落の歴史を紹介した展示の中にあったジオラマで、昭和50年代後半の初夏のある日を再現したものだそうです。ちょうど田植えをしているところですが、すみずみまで行き届いた芸の細かさに感嘆。大きな声で呼んだらふりむきそうです。



「くらしの植物苑」にはこれから何度も通うことになると思います。農学の立場から、どんなお手伝いができるか楽しみです。(農業自然史研究室:三浦)

師走の資源生物科学科 ~4年生は「卒研のまとめ」、3年生は「卒研」始めました~

 今年もあっという間に師走を迎えました。本年の資源生物科学科の卒論発表会は12月25日の予定です。12月に入ると4年生は、いままで行った実験や調査のまとめを頑張る時期になります。実験結果を表・グラフ化して、議論したり、思い悩んだりという日々に突入です。卒論発表会のプレゼンの練習や卒論の執筆で忙しい日々が到来した4年生にこの頃の感想を聞いてみました。 
「卒研(卒業研究)は上手くいきましたか?」 
「卒研は対面なので、研究室の友達に会えるので楽しいです。」 
「やっと今までやってきた実験の意味が(やっと)分かりました!」 
研究データをまとめる4年生

 一方、3年生は9月に研究室配属が決まり、卒研を開始するシーズンでもあります。3年生にこの頃の感想を聞いてみました。 
「卒研が始まりましたが、今までの授業中心の生活に比べてどうですか?」 
「毎日、作物の生育を見に来ています。」
 「1年生からこっち(卒研)があると良いな。」 
「植物が育ってゆくのを観察するのが楽しいです。」 

播種した作物の芽が出て一安心の3年生

今年はコロナウイルスの影響でサークル活動なども休止になっているので、卒研や研究作物の栽培が大学に来ることの楽しみになっているようです。 やっぱり、大学は研究活動が一番楽しいよね!(土壌学研究室:森泉)

単為結果性カボチャの論文が早期公開となりました。

 2016年から取り組んでいた単為結果性カボチャの研究を論文として発表しました。最初は「カボチャの種はいらないよね」という安直な発想から始まりましたが、研究する中で単為結果果実と受粉果実の肥大様式や貯蔵特性について、色々と面白い現象を見つけることができました。
(URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/hortj/advpub/0/advpub_UTD-219/_article/-char/ja/)

 写真はたまたま見つけたカボチャの異常果ですが、最終的にはこんな種なし果実を形成するカボチャ品種ができたら良いですね(野菜園芸学研究室:滝澤)。

鳥取大学とのオンライン合同ゼミ(2回目)

12月5日、鳥取大学地域学部の大元ゼミと食料農業システム学科・中川ゼミのメンバーで、2回目のオンライン合同ゼミを開催しました。

今回は、大元ゼミ・ゼミ生4名と、中川ゼミ・ゼミ生の3チームが、これまでのゼミ活動や卒論に向けた関心について、スライド資料を用いて発表を行いました。


オンラインでのやりとり、
Zoomでの議論も慣れてきました


中川ゼミでは、観光・環境・食という三つの切り口から地域づくり、地域活性化について、グルーブ活動を行ってきました。個人やグループでフィールドワークに出かけたり、オンラインで資料や情報を収集した結果について、

・観光チーム:エコツーリズムで町おこし in 美山

・環境チーム:NPO法人芦生自然学校:次世代に繋げる環境保全活動

・食チーム:「海に一番近い暮らし」伊根町の食と船屋群


という内容で、それぞれの視点から報告を行いました。

鳥取大学地域学部のみなさんの発表とは、例えば、「地域全体での観光業の振興」、「環境保全と食」などの共通点があり、お互いに多方面から学ぶことができました。


緊張しながらも堂々と発表


後半は、ブレイクアウトルームを利用し、学生同士で、さらに深い議論をすることができたようです。

次回は、卒論の中間報告として、次年度の夏頃を計画しています。

他大学の教員や学生との交流は、あたらしい視点をもたらしてくれるなど、刺激がたくさんあります。今後も継続していきたいと考えています。(中川)

資源生物科学科キャリアセミナーを開催しました!

12月5日(土)、資源生物科学科3年生を対象に、キャリアセミナーを開催しました。既に企業から内定をもらっている4年生や、公務員の卒業生が自身の経験を熱く語ってくれました。成功談だけではなく、失敗談もあり、「今こうしておいた方がいいよ。」という先輩の想いは、3年生の心に響いたと思います。この模様は、動画配信し、当日参加できなかった3年生にも視聴できるようにしています。
↑セミナー終了後も先輩を取り囲み質問する様子が見られました。 (資源生物科学科)

有機農業で障がい者支援を、「びわこ板倉ファーム」の挑戦を見学に行きました

 私の研究室(環境生理学研究室)では、研究室に配属後には実験台での実験作業が中心になります。PCRや制限酵素処理、GFP蛍光の顕微鏡観察などを行うことが常です。こうした実験や分析も大切ですが、農業の現場を忘れてしまいがちになるのが難点です。

 そこで、3年生には、こうした実験の手ほどきのほか、そもそも農業のもつ力を感じて欲しくて、農福連携の実例を体験してもらうことにしています。過日は、雨の降る中、守山にある「びわこ板倉ファーム」を訪ねました。

 ここでは無農薬・有機農業で綿花などを栽培し、障がい者支援を行っています。

 まずは、圃場のワタを見学させてもらいました。和綿、バルバデンセ、などいろいろな品種が植えられていました。





栽培体験をさせてもらう予定でしたが、小雨の中でしたので、スキップし、施設内へ。




 施設では、取り組んでおられる農福連携の制度などを解説していただいたのち、綿花からワタを取る体験をしました。やわらかいワタに学生たちは感激しています。ワタから糸を繰る原理を学び、糸を簡単に繰ってみる体験もしました。「これは、手品だ!」という学生の声に、彼らの感動が見えます。



 お昼には、ファームで収穫された有機栽培米を炊いた食事をいただきました。サラダ、豚汁、ごはん、どれもとてもおいしかったです。



 農業で地域を支えること、どのように価値を付加していくか、さらに農作業を通してノーマライゼーションも果たしていく。それぞれの難しさと大切さをを感じました。
 最後に、薪ストーブの前で、本日を振り返り、訪問を終えました。

 今回の訪問を受け入れてくださった「びわこ板倉ファーム」のみなさま、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

(古本)

 



受賞講演の案内 ①日本植物生理学会奨励賞 永野惇先生、②PCP論文賞 別役重之先生

12月12日には、2020年の日本植物生理学会のサテライトシンポジウム(一般参加可能、英語)と各種受賞講演が以下の通り、Webinerを用いて、オンラインで行われます。

なんとこの受賞講演には、植物生命科学科の教員が二人も!、選ばれています。
永野惇先生
https://www.agr.ryukoku.ac.jp/teacher/nagano.html
別役重之先生(着任前の筑波大学の所属での表記)
https://www.agr.ryukoku.ac.jp/teacher/betsuyaku.html
です。

両先生、おめでとうございます!!

以下、植物生理学会会員宛に送られてきた案内文を添付します。

(古本)
2020年3月に予定されていた第61回日本植物生理学会年会(大阪年会)は、コロナ禍により中止となりました。
当初、本年秋口に対面での大阪年会サテライトシンポジウムならびに学会賞・奨励賞・PCP 論文賞の受賞講演を行う予定にしておりましたが、依然、対面での開催が難しい状況が続いております。
ついては、下記の日程にて、サテライトシンポジウムならびに各賞受賞講演を、zoomウェビナーにて開催いたします。
会員の方々、奮ってご参加ください。また、サテライトシンポジウムについては非会員の方にもご参加いただき植物科学の面白さを感じ取ってもらえれば幸いです。

参加希望の方は、12月10日(木)までに、下記のサイトからお申し込みください。
ただし、定員(500名)になりましたら、締め切りを早める可能性もありますので、ご注意願います。
後日、zoomウェビナーの参加IDをお送りいたします。
参加申込みサイト:https://forms.gle/kTc8ETP64xGJg9jH7

第61回日本植物生理学会年会 年会委員長 村中俊哉
日本植物生理学会 会長 前島正義

開催日:2020年12月12日(土)
10:00-13:00 大阪年会サテライトシンポジウム
15:40-17:25 学会賞・奨励賞・PCP 論文賞の受賞講演
開催法:zoomウェビナー
参加申込みサイト:https://forms.gle/kTc8ETP64xGJg9jH7 

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Satellite symposium of JSPP Osaka 2020 by zoom webinar
- Repositioning Plant Research to Address Threats to Global Health and Ecosystems

Saturday, December 12 10:00-13:00 (JST)

10:00-10:10 Introduction
Toshiya Muranaka
(Graduate School of Engineering, Osaka University)

10:10-10:35 Ery O Fukushima
(Universidad Regional Amazónica IKIAM, Ecuador)
Biodiversity and bioprospection of Amazonian plant resources

10:35-11:00 Soo Yeon Chung, Hikaru Seki, Toshiya Muranaka
(Graduate School of Engineering, Osaka University)
A cellulose synthase-derived enzyme catalyses 3-O-glucuronosylation in saponin biosynthesis

11:00-11:25 Philipp Zerbe
(UC Davis, Department of Plant Biology, College of Biological Sciences)
Investigating plant specialized metabolism for improved crops and bioproducts

11:25-11:35 Break

11:35-12:00 Tatsuo Kakimoto
(Graduate School of Science, Osaka University)
Transcription factors that govern the stem-cell-like features of pericycle

12:00-12:25 Genji Kurisu
(Institute for Protein Research, Osaka University)
Structural studies of photosynthetic membrane protein complex and related redox proteins, and COVID-19 related protein database

12:25-12:50 Kazuhito Fujiyama
(International Center for Biotechnology, Osaka University)
Production of pharmaceuticals by plant and plant tissue culture

12:50-13:00 Closing remarks
Raymond Rodriguez
(UC Davis Department of Molecular and Cellular Biology)

Sponsorship:
Japanese Society of Plant Physiologist

Joint Sponsorship:
UC Davis - Osaka University Graduate Student Exchange Program
International Center for Plant Bioscience and Biotechnology, Osaka University
Osaka University International Joint Research Promotion Program (Type B)

※サテライトシンポジウムの講演はすべて英語で行われます。

12月12日(土)15:40-17:25 zoomウェビナーにて開催
日本植物生理学会賞・奨励賞・PCP 論文賞 受賞講演
15:40-15:45会長あいさつ(会長 前島正義)
15:45-15:55 選考経過紹介(幹事長 藤田祐一)

15:55-16:25日本植物生理学会賞
「ミヤコグサのモデル化に向けた基盤形成と共生のシステミック制御に関する研究」
川口正代司(自然科学研究機構基礎生物学研究所共生システム研究部門)

16:25-16:45 日本植物生理学会奨励賞
「野外トランスクリプトミクスを中心とした植物の環境応答の研究」
永野惇(龍谷大学農学部植物生命科学科)

16:45-17:05日本植物生理学会奨励賞
「気孔の環境応答及び形成メカニズムの研究」
祢宜淳太郎(九州大学理学研究院生物科学部門植物生理学研究室)

17:05-17:25 PCP論文賞
Shigeyuki Betsuyaku, Shinpei Katou, Yumiko Takebayashi, Hitoshi Sakakibara,
Nobuhiko Nomura, and Hiroo Fukuda (2018)
“Salicylic Acid and Jasmonic Acid Pathways are Activated in Spatially Different Domains
Around the Infection Site During Effector-Triggered Immunity in Arabidopsis thaliana”
Plant Cell Physiol. 59(1): 8-16
別役重之(筑波大学生命環境系),他5名

コロナに負けず卒業研究を頑張っています!

夏は「空芯菜」を栽培しました。
↑こちらは空芯菜の花です。収穫時期を過ぎて、秋に花が咲きました。 収穫した空芯菜で卒業研究をし、今はデータまとめや、中間発表で大忙しです。
(収穫後生理学研究室:ウェンダコーン)

本物に触れる大切さ〜基礎化学実習〜

今週から2年生向け基礎化学実習がはじまり、薄層クロマトグラフィーで脂質を分離します。写真はそのときに使う二槽式展開槽で、直線と曲線の組み合わせがすばらしい重厚なガラス製です。割れるのを防ぐため「洗浄器できれいにするならお湯の温度は40˚C未満で」というドイツ語の注意書きが添えてありますので、マイスターと尊称される職人さんの技によるものと想像しています。農学部開設時に16個そろえていたのですが、今年はコロナの影響で班を増やしソーシャルディスタンスをとって実習を行いますので、2個買い足しました。幅21.5 cm, 奥行き6.5 cm, 高さ21.0 cmで、相当高額なものです。もちろん広口のあき瓶などでも代用できないことはありませんが、学生の皆さんには本物に触れていただきたいのです。 (植物微生物共生研究室:畑信吾)
「洗浄器できれいにするならお湯の温度は40˚C未満で」との注意書きはどの部分かわかりますか?

博士課程2回生による博士論文の進捗状況報告会

 2020年12月2日

大学院農学研究科地域社会農学コースの大学院2回生による博士論文の中間報告会を開催しました。

開会のあいさつ

中国でも広がりつつある農産物のネット販売が従来の農産物流通にどのような影響を及ぼすのかを論じるものです。

 

コロナ対策をしつつ報告

日本とは異なる中国の食品流通の仕組みを説明
 

参加した先生方からは「痛いところを突くような質問」や「的確なコメント、アドバイス」が寄せられました。

 

先生方の視線が厳しい(報告者談)

報告者を慌てさせる厳しい質問

博士論文の提出まで「後一年以上ある」と思うのではなく、「後一年ちょっとしかない」と思って努力してほしいと思います。きっと優れた論文になることでしょう。

(文責:香川)

 

温室だより エアープランツ

最近は、ビザールプランツと呼ばれるちょっと変わった植物が大変なブームになっています。 今日紹介するティランジアは熱帯アメリカに分布するパイナップル科の植物です。自生地では樹の上や岩に着生し、時には電信柱や電線にまで着生してます。 生育に用土は必要がなく、エアープランツ と呼ばれることもあります。 水がなくても育つというのは誤解で、種類によっても異なりますが霧吹きやソーキングと呼ばれる水に浸漬することをやるとよく育ちます。 今、龍谷大学の温室で開花しているティランジアはTillandsia ionantha var. alba 'Druid'です。 イオナンタはティランジアの中で最も普及している種の一つですが、この個体は白花で基本種より大型です。 大型なので倍数性に興味を持ち調べてみましたが、基本種と同じでした。 (植物資源学研究室 神戸)