最近は、ビザールプランツと呼ばれるちょっと変わった植物が大変なブームになっています。
今日紹介するティランジアは熱帯アメリカに分布するパイナップル科の植物です。自生地では樹の上や岩に着生し、時には電信柱や電線にまで着生してます。
生育に用土は必要がなく、エアープランツ と呼ばれることもあります。
水がなくても育つというのは誤解で、種類によっても異なりますが霧吹きやソーキングと呼ばれる水に浸漬することをやるとよく育ちます。
今、龍谷大学の温室で開花しているティランジアは
Tillandsia ionantha var.
alba 'Druid'です。
イオナンタはティランジアの中で最も普及している種の一つですが、この個体は白花で基本種より大型です。
大型なので倍数性に興味を持ち調べてみましたが、基本種と同じでした。
(植物資源学研究室 神戸)