龍谷米を売ってきました

2016年11月23日、末原ゼミの学生有志が、JR西日本の観光列車「琵琶湖一周もみじ号」の車内で、
今年収穫した龍谷米(3合)、大文字山の樹木から採取された天然酵母を使ったソフト食パン、琵琶湖産スジエビの醤油炊きをそれぞれ60個販売してきました。ほぼ完売という好評ぶりでした。商品を入れる袋は大学カラーの赤い手提げ袋。お客さんに農学部をしっかりとアピールできたはずです。(坂梨)






「食と農の教室」第3巻を刊行しました

食料農業システム学科では、シリーズ「食と農の教室」を刊行していますが、
2016年11月10日、その最新刊第3巻が発売されました。

宇山満『食と農の環境経済学ー持続可能社会に向けて』
昭和堂 本体価格2000円+税 
ISBN 9784812216040






宇山先生のコメント
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「食と農の教室」の第3巻として、「食と農の環境経済学」を出版いたしました。
1巻と2巻は、食料農業システム学科の全教員が分担して執筆していましたが、
これ以降の巻は原則として、1人の教官が単独でまとめたものを出版することを
予定しています。その最初のものと位置付けられます。

執筆に際しては、極力バランスを重視しました。環境問題を考える場合には、
極端な議論には解決の道はなく、バランスを重視した考えが重要であると
いわれています。その面で、バランスを意識しています。
また、経済学と銘打っていながら、経済学とは程遠い書物も多く見られますので、
そうしたものとは一線を画すことも意識しています。
社会を、そして環境に関わる問題を、経済学の目を通すことから感じ取れる
面白さを味わってもらえればと思います。
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ぜひ、書店で手にとってごらんください。(落合)

滋賀県職員の方に講義をしていただきました

 2016年11月24日(木)に実施された2つの講義、「日本・京滋の食料と農業」(担当:淡路先生)と「農業政策論」(担当:宇山先生)において、滋賀県庁農政課の職員お二人をゲスト講師にお招きしました。
 峯 憲一郎さんからは滋賀県の農政の取り組みについて、青田 朋恵さんからは「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業」を「世界農業遺産」に申請する取り組みについて、それぞれお話しいただきました。世界農業遺産」プロジェクトには、龍谷大学の学生さんにもぜひ協力していただきたいとのことでした。(竹歳)




社会人受講生の方々と「田んぼで野菜やマメ類を作る」

2016/11/10,24
RECコミュニティーカレッジ(くらしと健康コース)で「田んぼで野菜やマメ類を作る」を牧実習農場を会場に開催しました.講師は,実験実習助手の吉良先生と吉村先生,そして大門が担当しました.滋賀県の農耕地約5haの中で水田の占める割合は90%を越えます.コメ生産者は「環境こだわり米」栽培などの工夫をしながらも,コメ中心の農業を取り巻く状況の厳しさに直面しています.そのような中,水田を利用して多様な農作物を栽培する努力もしています.過剰な水分条件のもとで畑作物を生産するには多くの課題があります.そこで,秋から冬にかけて収穫する野菜類とマメ類に焦点を絞り,水田を畑として利用する際の問題点を解説し,水田転換畑の土壌の特性を数値で表すための土壌診断技術の基礎も体験してもらいました.受講者は県内外から9名,皆さん,実際に作物が栽培されている圃場に出て,この時期の転換畑に育つ野菜類やマメ類を手に取り,多くの質問をしてくれました.冷たい風が頬を刺す中でしたが,受講生との対話を楽しみました.

(文責:代表して資源生物科学科 大門)







柿をとりに行きました

20161123日、食料農業システム学科有志が、牧地区の実習農場沿いの堤防にて、昨年度に引き続き、吊るし柿用の柿の収穫作業を行いました。





これまで吊るし柿を作り続けてこられた牧地区の婦人会が昨年度いっぱいで解散されたため、本年度は有志で少数試作的に牧地区伝統の吊るし柿づくりを引き継ごうと動き始めたところです。

今年は去年に比べて柿は小ぶりで、鈴なりになっていました。真光寺の東郷さんに伝統の収穫器具「バランサオ」をお借りしたほか、シュロによる吊るし紐づくりや、収穫した柿のへた付近の処理の仕方など、地域の方にいろいろ教わりながらの作業でした。(山口)








環びわ湖スポーツ栄養交流会 講演会

本日は、瀬田学舎にて開催された標記交流会主催の公開講演会にお邪魔しました。



立命館大学スポーツ健康科学研究科が行なっている「食とスポーツを育む会」の活動報告では、学生と運動部、さらには高校の部活動の中で栄養サポートを行い、構成員の食、自己管理意識の向上、競技実績の向上に寄与しているとの話がありました。

本学における
『農学部の学生とRYUKOKU SPORTSとの連携』実現したいです!!!
びわ湖成蹊スポーツ大学の武田先生からは、セーリング日本代表における栄養サポートについての貴重なお話が聞けました。

どちらにも共通しているのは、
全てのきっかけ、発見は現場にあり、そこで生まれる指導者、選手との信頼が大切。
ということでした。

RYUKOKU SPORTS+N(農学部)

まだまだやれることはありそうです。

参加された87名のみなさん、一緒に盛り上げていきましょう!

学生部+石原健吾






続 食品栄養学科2回生 お弁当コンテスト2016年 ~うれしが賞(2名)をいただきました!~

116日(日)イオンモール草津にて滋賀県栄養士会主催(栄養士会は栄養士・管理栄養士の資格を持った職能団体です)の「食と健康展」が行われました。

その中のイベントの一つ、お弁当コンテスト2016年~米と野菜たっぷり!滋賀PR弁当~
にて、当日の会場投票で選ばれたうれしが賞を小西優花さんと川辺実和さんが受賞しました。受賞のコメントをご紹介します。


[うれしが賞:野菜たっぷりヘルシー弁当]



受賞コメント
私の作品が多くの方に見てもらい、投票してもらって、賞を頂いたことをとても嬉しく思っています。このイベントを通じて、滋賀の特産物のおいしさを改めて感じました。ありがとうございました!




[うれしが賞:ビワマスのまぜ寿司弁当]

















受賞コメント
 この度、お弁当コンテストで賞をいただくことができ、嬉しく思います。私の出身の京都には京野菜がありますが、それと同じように、滋賀にも滋賀の伝統野菜がたくさんあることを新たに知ることができました。
小さなお弁当から、滋賀県の魅力をたくさん感じることができた良い機会となりました。ありがとうございました!





その他、食と健康展では6つのブースがあり、ステージでは食育かるた・ビンゴ・地産地消クイズが、相談コーナーでは健康チェック・栄養指導、体験コーナーでは食育SATシステムを用いた食事バランスの診断などが行われました。



龍谷大学は農学部の中に食品栄養学科があります。管理栄養士養成校の知識技術に加え、食の循環実習で学んだ知識、多くのイベントで身に付けたホスピタリティを生かして、来年は龍谷大学から学生も参加できたらいいなと考えています。

管理栄養士のタマゴたち、
あなたならどんな地域貢献ができそうですか?


まるお