土岐先生ご着任&総説論文を出されました(植物生命)

 今年度4月より、植物生命科学科に土岐精一先生が着任されました。土岐先生は植物ゲノム工学がご専門で、今後の生命科学になくてはならない技術になるであろうゲノム編集に関する研究を精力的に展開されています。まさに植物生命科学の基盤技術です。

 

ここでのご紹介にもたついている間に、早速、国際誌「The Plant Journal」誌に龍谷大学の教員として、「Plant genome editing: ever more precise and wide reaching」と題するゲノム編集技術の高精細化の取り組みや、農作物育種における利用に関する総説を出版されました。ぜひ多くの方にご一読いただければと思います(学生の皆さんもぜひ!)。


Plant genome editing: ever more precise and wide reaching.

Sukegawa S, Saika H, Toki S. 

Plant J. 2021 Mar 17. doi: 10.1111/tpj.15233. PMID: 33730414.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.15233

土岐先生の植物生命科学科での益々のご活躍が楽しみですね!





(別役)


和装と着物ビジネスについてフィールドワークしました

2021年 5月8日、落合ゼミ3回生の全員参加型フィールドワーク【染織文化編】を実施しました。今回は、石原呉服店の石原裕介先生を瀬田キャンパスにお招きし、和装と着物ビジネスについて、ゼミ生がインタビューをしてみました。


石原先生は、石原呉服店の三代目経営者として着物小売業に従事されています。また龍谷大学文学部の卒業生であり、ひさしぶりの母校訪問となりました。


有松絞のTシャツで登場し、職人の手仕事を実物で紹介する石原先生。
ゼミ3回生13名は、石原呉服店のウェブサイトであらかじめ下調べしておいた事業内容や、自分自身の着物体験をもとに、先生に質問を投げかけていきます。


先生からの回答を聞きとる、フィールドノートにメモする、また新たな質問をする。ゼミ生たちはこの作業を繰り返しながら、和装や着物ビジネスの動向について理解を深めていきます。


先輩の立場から貴重なアドバイスをいただく場面も。

2021年度落合ゼミでは、染織に関する地域文化や地域企業に注目して、フィールドワークを進めていく予定です。その初回にご協力いただき、学びのきっかけを与えてくださった石原先生に、心から感謝申し上げます。(落合)


入門ゼミで堂農場を見学

 入門ゼミ3組と7組は、5月7日(金)に堂農場を見学しました。龍谷の森のなかを散策しながら通りぬけ、堂農場に到着しました。玉井研究室の修士課程2年生の清水君が調査をしていたので、研究室で取り組んでいる立体農法と姉川クラゲの栽培について説明を聞くことができました。また、応用昆虫学研究室の4年生が卒論研究のために設置している粘着フェロモントラップについて樋口が解説し、生物のフェロモンとホルモンの違いについても説明しました。

曇天でしたが雨に降られることもなく、無事に終了しました。



(入門ゼミ3組担当樋口、7組担当ウェンダコーン)