10月27~29日の3日間、高知大学にて地域農林経済学会の大会が開催されました。
この大会で、食料農業システム学科の山口講師が「滋賀県『環境こだわり米』の消費者評価」と題する研究発表を行いました(山陽学園大学の西村講師および当学科の竹歳との共同発表)。
この研究は、滋賀県と共同で実施したアンケート調査に基づき、滋賀県が認定する「環境こだわり米」について、その認定条件である「濁水対策」と「減農薬・減化学肥料」それぞれに、消費者がどれくらいの金額の評価をするのかを計測したものです。
「選択型コンジョイント分析」という仮想的選択実験による方法を用いて計測した結果、「環境こだわり米」に対する消費者の高い評価額が認められました。これについて、大会参加者との間で活発な質疑応答がありました。(竹歳)