新農薬実用化試験のお手伝いをしました

現在の日本農業において、農薬は食糧の安定生産・品質維持のため、なくてはならない存在です。農家さんに安心して使ってもらうために、より安全でより多くの作物の病害虫防除に効果のある農薬を開発してゆく必要があります。

農薬メーカーは、自社で開発中の農薬の効果を調査するために、国や県の農業試験場のような公的な機関や専門機関に効果判定試験を依頼しています。基準で定められた複数回の有効試験数をクリアして初めて農薬登録を行うことができます。

今回私たちは、滋賀県甲賀市にある油日アグロリサーチさんの研究農場にお邪魔し、新しく開発中の殺線虫剤効果試験のお手伝いをしました。試験の簡単な説明を受け、試験薬剤を散布し、畑を耕耘し、マルチを張ってサツマイモの挿苗を行いました。





判定試験で効果が認められれば、何年か後には新しい農薬として上市販売されることになります。一つの新農薬の開発には、10年の月日と数10億円の経費がかかると言われています。今回私たちがお手伝いした殺線虫剤は、はたして何年後に実用化されることでしょうか。(岩堀)