新茶摘み体験に参加しました

2019年6月1日、食料農業システム学科の学生6名と教員3名で、宇治田原町での新茶摘み体験に参加してきました。

茶園での茶摘み、摘んだ茶葉を手揉みして煎茶づくり、抹茶挽き、茶香服(ちゃかぶき:お茶をテイスティングしてその種類を当てる遊び)、おいしいお茶の淹れ方、お茶の流通についての話など、盛りだくさんの内容でした。また、江戸時代に煎茶の製法を発明した永谷宗円の生家(復元)にも立ち寄り、宇治茶の歴史も学びました。
お茶の生産、加工、流通、歴史、文化について、楽しく体験しながら学ぶことができた1日でした。

食料農業システム学科の昨年度の卒業論文では、お茶についてとりあげたものがいくつかありました。今回学んだことをきっかけに、またお茶をテーマに卒業論文を書く学生が出てくることを期待しています。

最後に、今回のイベントに参加させていただいたことを、主催・協力された「NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会」・「21お茶のふるさと塾」の皆さまに感謝申し上げます。(竹歳)

新茶摘み

摘んだ茶葉をホットプレートを使って手揉みし煎茶に

てん茶を石臼で挽いて抹茶に

永谷宗円が煎茶の製法を編み出した炉(復元)