京料理店でフィールドワークをしてきました

 2020年11月16日、落合ゼミの選択参加型フィールドワークを京都市上京区の「京料理萬重」で実施しました。

この日は4回生5名が参加し、会席料理コースを実食。萬重若主人田村圭吾さんのご説明をお聞きしながら、京料理の味と京料理店のしつらいやもてなしを体験しました。


入店直後に手指の消毒をする、ソーシャルディスタンスを保って着席するなど、感染症対策が十分にとられています。換気のために開け放たれた障子からはお庭がよく見えました。

ゼミ生は、季節のお料理のおいしさをかみしめながら、食材の選び方や組み合わせ方、調理法、盛り付けなどを学んでいきます。食材の中には、人生で初めて食べるものがたくさんありました。さらに、社会に出てから困らないように和食のマナーも教えていただました。


実食終了後には、質疑応答の時間を設けていただきました。京料理について、また卒論のテーマに関連した事柄について、田村さんに質問するゼミ生たち。いっぽう、田村さんからは、日本の食の将来について重大な問いが投げかけられました。


フィールドワーク全体を通して「文化としての食」を現場で体験し、深く考える貴重な時間となりました。
ご協力をいただきました萬重のみなさま、田村圭吾さまに心より御礼を申し上げます。(落合)