奥野先生、原田先生 最終講義

  後期授業が終わりを迎える今頃は、今年退職予定の先生方が、最後の講義をなさる時期でもあります。

 農学部開設以来、お世話になってきた植物病理学研究室の奥野哲郎先生から、最終講義「ウイルス、カビ、農薬と歩む研究の旅路」と題された最終講義をいただきました。




 これまでの研究経歴から、その当時の苛烈な研究競争や発見の喜びなどを伺い、最後には、研究は「YMW」だ!(やってみなくてはわからない)、というメッセージをいただき、先生の研究スタイルに感銘を受けました。


 また、実験実習助手の原田先生からも「龍大で行ってきたカビ−農薬研究」と題した最終講義をいただきました。
 原田先生は、奥野先生と共に進められてきた「カビと農薬」の研究成果について、龍谷大学での成果として最近iScienceに受理された研究内容を説明いただきました。




 奥野先生には、学生の頃からお世話になっていたことを思うと、最後の6年間をご一緒できたこと、とても光栄でした。ありがとうございました。

 コロナのために急に着目されたRNAウイルスですが、植物病理学上も重要です。ウイルス学の流れを俯瞰することができました。

 両先生、これまで研究・教育とご尽力いただき、本当にありがとうございました。

(古本)