日本光合成学会は、光合成を研究する研究者の集まりで、微生物から高等植物、樹木、森まで、結晶構造から地球環境まで、と光合成を網羅する研究者の集まりです。
学会誌「光合成研究」を発刊しており、ネット上で無料で読め、若手研究者の様子から最新研究までがうまくまとまった読み物として好評を博しています。
この学会誌の編集作業を2年間担当し、この1月からは編集長に就任しました。この2年間は見習い期間で、主に表紙画像を収集し加工し原稿を集めるなどの作業をしておりました。その表紙をまとめて見ることができるサイトはこちら(https://photosyn.jp/journal-cover.php)です。
(95号)葉緑体と他のオルガネラを意図的にくっつける新技術オルガネラグルー)、
(94号「シアワセモ」と呼ばれる4つの細胞からなる多細胞光合成生物)、
(93号)特徴的な形をしたタンパク質結晶構造、
(92号)光合成をやめた植物、
(91号)他の天体に生物がいるかどうかを生物の発する蛍光でモニターしようとする研究者の試み、
とそれぞれなんかいい感じの表紙ができたと思っています。
ひとえに、無料で執筆してくださり、また、特集などに寄稿してくださる研究者の方々の尽力の賜物で、編集作業は楽しかったです。
これからは2年間、編集長として特集を組んだりする作業になります。正直、こうした事務作業は得意ではないのですが、光合成を面白いと思ってもらう研究者やその卵を一人でも増やせす努力をしようと思います。
リンクはこちら
https://photosyn.jp/journal.php
(古本)