北の大地で秋の実りを視察

9月下旬に北海道を訪ねました.夕張から芽室にかけての広大な畑作地帯を資源生物科学科の米森先生と玉井先生といっしょに視察しました.これまでにも何度か訪ねたことがある地域ですが,今回はかなり特徴ある生産者の方々を,本学「食と農の総合研究所」客員研究員の福嶋先生に紹介して頂きました.平飼いの卵生産者,タマネギ,ネギの若手農業者,ブロッコリーとトウモロコシの大農場を指揮する社長さんなど,多様な農業生産を視察し,いろいろなお話をうかがうことができました.ブロッコリーの会社では,学生の農業体験やインターンシップを引き受けて下さるとのことです.ちなみに,平飼いの生卵と取り立てのトウモロコシの甘みは最高でした.
平飼い(ケージでなく広い場所で飼育)の鶏の産みたての卵です.黄身の弾力は箸で持ちあげられるほどでした.

広大なブロッコリー畑で手刈り収穫してトラックに積み込み,選果場で手早く選果後,すぐに氷漬けにして出荷し,3日目には関西の店頭に並びます.

ナガイモ畑.整然と棚が並び,その生育はとても旺盛でした.収穫はユンボで畝の中央に穴を掘った後,一本一本を手で掘り上げます.

タマネギは収穫期を迎えていました.スチールコンテナ(鉄コンと称します)に詰めて出荷します.1トン強が入ります.
photo & text: Hiroyuki Daimon (Tesshu Tamai & Keizo Yonemori)