卒論研究では、ゼミ生7名全員が「パンコムギ耐塩性の生物検定法の開発」という共通テーマを掲げて、それぞれが特定の品種を材料に研究を続けてきました。近況①で掲げたテーマには変更がありましたが、「一つの目標を皆で共有し、力を合わせて完成する」という当初の趣旨は変わりませんでした。
ゼミ生諸君の研究結果は、以下のタイトルで、1月16日開催の新春技術講演会のポスターで発表します。
「パンコムギ系統の耐塩性生物検定とミトコンドリアゲノムの遺伝子発現解析」山本樹生・川添哲弥・小野駿輔・井上和麿・竹中誉喜・竹中正太郎・河合真吾・竹中祥太朗・中村千春
ゼミ生諸君は卒論提出後も研究を続けると張り切っています。3月16−17日には、千葉大学西千葉キャンパスで開催される第135回日本育種学会大会で2つのポスターを発表する予定です。
パンコムギ品種「農林61号」 上2個体:200mM NaCl;下2個体:対照区
いずれも14日間培養 根の成長阻害が著しい