コムギ遺伝資源についてフィールドワークしました

2019年5月18日、食料農業システム学科落合ゼミの3回生7名と4回生1名が、京都大学大学院農学研究科栽培植物起源学分野研究室(向日市物集女)を訪れ、全員参加型フィールドワークをおこないました。


太田淳士先生に解説をいただき、コムギ遺伝資源の保存収集事業について、その現場での実践や活動の意義について学びます。圃場では、パンやパスタの原料となるパンコムギやマカロニコムギを中心に、その他のコムギ属栽培植物や近縁野生種の実物を観察しました。



院生の研究紹介。フィールドノートにメモを取ったり、植物の撮影をしたり。


標本室では、ムギ類の穂の標本や押し葉標本、研究史資料をみせていただきました。



寺内良平先生の植物と微生物の共進化に関するレクチャー。最新の研究展開に関するお話を聞きながら、もち病にかかったツツジの葉やエノキの虫こぶをじっくり観察します。

初めてのフィールドワークに取り組んだゼミ生ですが、聞き取り、観察、撮影、実物資料の収集など、もりだくさんの体験をする機会となりました。ご協力をいただきました寺内先生と研究室のみなさまに心から御礼申し上げます。(落合)