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これは、各学部から選出されたゼミの1年間の活動を発表するプロジェクトです。農学部からは淡路ゼミが参加することになりました。5年間続いたこのプロジェクトも昨年度が最終年度。これまでとは大きく異なったことが二つありました。ひとつは、SDGsに関係する活動というテーマ設定がなされたことです。どんな活動を発表したかは、動画をご覧ください。もうひとつは、発表会が無観客だったことです。当初は、附属平安高校の全校生徒の前で行われるはずでしたが、新型コロナウィルス感染防止のため、やむなく無観客となりました。
動画は、観客席が映らないようにうまく編集してあります。無観客といえば先場所の大相撲もそうでした。観客の声援がないことで調子が出ない力士もいれば、逆に力みがなくなり調子が出た力士もいました。確かに、400人を超える観衆を前にプレゼンする緊張感やプレッシャーがなくなり助かった面はありますが、やはり空席を相手に話をするのはやりづらかったです。
無観客つながりで話は飛びます。今期は、すべての講義がオンラインになりました。その準備に追われる毎日ですが、語り掛ける相手がいない状況でスライドに音声を入れたり、動画を作成したりするのは「やりづらい」です。調子が上がりません。たとえ寝ていたとしても目の前に学生がいることに大きな意味があったのだと気づかされました。
閑話休題。ステージの上では、やりにくさや戸惑いがありましたが、観客がいない分を出演者・関係者で少しでもカバーしようと、拍手に力をこめ、声を掛け合ったりして、練習と本番を通じて一体感が生まれました。無観客にもプラスの効果があることを実感した次第です。(淡路)