7/9に、大津プリンスホテルにて、滋賀テックプランターの第7回グランプリ大会がありました。
塩尻は、ファイナリスト9名の中に残っており、7分間のプレゼンと7分間の質疑応答をしてきました。
『匂いを介した植物間コミュニケーションを農業へ』というタイトルで、これまで私が行ってきた研究内容の、雑草の匂いを作物に受容させて、害虫防除効果と収穫量を高めるといったコンセプトを説明しました。
企業側の視点に立つ必要があるのかもしれない、つまり、いかにこの研究を実現するとどの程度儲けがでるのか、というのをある程度考えなければならないのか。その方向に進むのであれば、物質を特定して合成して、、、という方向になるだろう。でも、私的には、誰でもが手軽に使える技術、畔道などにはえている雑草をタイミングよく刈り取るだけで、害虫防除も収穫量もアップできるっていう方が、なんか夢があるし、みんなの役にたつんだけどなあ。っておもいながら、プレゼンの資料をつくっていました。なので、プレゼン資料は、その辺を曖昧にした形で臨みました。
でも、そこも審査員の方々(10名)は理解してくださって、この研究をみんなでサポートしたいということで、最優秀賞になったそうです。
ちなみに、企業賞として、『滋賀賞』というのももらえました。
朝から夜までの長丁場の会でしたが、他のファイナリストの人の研究もとても面白く、材料工学、データサイエンス、医療工学、ロボット等、多岐にわたり、また、プレゼンテーションもとても上手くあっという間の時間でした。
また、私の研究においても、様々な人の意見やアイディアをもらえて、とても面白かったです。
賞をもらったというのもあって、ちょっと今後の展開を真剣にかんがえなあかんわ。っておもってちょっとプレッシャーですが、なんとかなるでしょう。
(塩尻)