食シス:丹波篠山市での学外実習

6/23、25に中川ゼミの3、4年生は、丹波篠山市で学外活動を実施しました。篠山での実習は、3年ぶりです。

今回お世話になったのは、中岡聖さんが所有するSATORU FARMです。2日間で合計9名のゼミ生が黒豆の定植、シカ対策のネット張り、養鶏場での水補給などを経験させてもらいました。



SATORU FARMにて


約240羽を飼育中


黒豆の定植作業では、専用の器具を使い、2人1組で行います。息を合わせないとうまくいきません。


器具の使い方を習い中



作業スタート!



熱中症対策のため
マスクを外し距離を取って
作業をしました

農業には、個性が出る!
それも発見のひとつでした。



合間にはインタビューにも挑戦しました。移住就農者という視点から、中岡さんにはたくさんお話をしていただけました。ゼミ生一同、卒業研究のフィールドワークに向けて、多くの学びがあったようです。


発表資料の一部



参加者のひとりからは、


「自分たちはお金を払ったら食べ物が得られる環境に生まれたときからずっといる。だから、お金さえあれば食べ物には困らないと思っている。でも、その食べ物を誰が作っているのか、自分たちには見えていないところで何が起こっているのかについては知ろうともしない。今回のフィールドワークでは、そこに気づけたことが一番よかった」


との感想も。


現場に少しでも触れることによって、想像とは違うの「農」の現実、苦労、課題、楽しさ、工夫を知ることができたようです。また、フィールドワークにあたっての反省点、改善すべき点も見つけられ、次に生かしたいという声が多数上がりました。


6/25のメンバーで記念撮影


受け入れてくださる方がいるからこその学びです。中岡さん、ありがとうございました。次は、秋の収穫時に参加予定です。(中川)