奄美大島スタディツアー2022(前半)

2023年3月6日から10日までの5日間、食料農業システム実習B「奄美大島スタディツアー」を実施しました。食料農業システム学科の3回生1名と2回生7名の計8名が、鹿児島県龍郷町と奄美市を訪れ「亜熱帯の島の自然、農業、産業を学ぶ」をテーマに実習をしました。

3月6日、龍郷町の大島紬村と金井工芸を訪問。奄美大島の重要な地域産業である本場奄美大島紬について、その製作過程を見学しました。

本場奄美大島紬の泥染には、島に自生する樹木シャリンバイと泥田の鉄分が使用されます。金井工芸では、島にある自然の素材で糸や布を染めることの価値について、金井志人さんに説明していただきました。

3月6日は龍郷町秋名集落に移動。奄美の暮らし体験型宿泊飲食施設「荒波のやどり」に宿泊し、集落の女性たちの手作りの食事を味わいました。

3月7日午前中にはE’more秋名」の村上裕希さんとともに集落歩きを体験。地域の歴史や農業、伝統行事などについて解説を聞きながら、マコモダケの水田、琉球石垣、ヒゴのトイ水、集会所などのポイントを観察をしました。



3月7日午後、龍郷町の町田酒造を訪問。奄美群島の農業ではサトウキビ栽培が重要な位置をしめていますが、その加工品のひとつが黒糖焼酎です。黒糖焼酎の生産から、しぼりかすの活用までのプロセスについて、平島将社長に説明をいただきながら、工場内を見学しました。


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