応用昆虫学修士2年鳥飼君が学会発表

 2023313日から摂南大学で開催された日本応用動物昆虫学会で、修士課程2年の鳥飼悠紀君が口頭発表を行いました。近年、水稲を加害し斑点米被害を引き起こすイネカメムシが多発傾向にあります。鳥飼君は、このイネカメムシの生態の解明に取り組んでいて、その成果を「イネカメムシの生活史」と題して発表しました。発表内容は、越冬場所、越冬場所からの移出時期、水田での発生消長、年間の世代数など、データに基づいた解析をもとにイネカメムシの生活史を明らかにしたものです。発表後も色々と質問があり、今後の研究の進展か楽しみです。

(応用昆虫学研究室 樋口)