2023年3月24~26日の3日間,龍谷大学瀬田8号館で、日本雑草学会第62回大会が開催されました。当研究室が学会のホスト役となるのは初めての上に、コロナ禍後初めての対面開催でもあり、不安要素は多々ありましたが、日頃おつきあいのある京都大学・近畿大学・大阪公立大学の関連研究室、滋賀県農業技術振興センター、県内に研究所のある三井化学アグロ(株)、石原産業(株)、日本植物調節剤研究協会の関係各位にもご協力をいただき、無事に役割を果たすことができました。
4年生が巣立ったあとだったので、学会参加経験のない3年生諸君に裏方のあらゆる仕事をやってもらうことになりましたが、教員の心配はよい意味で裏切られ、みなてきぱきと的確な動きを見せてくれました。就活の真っ最中だったせいでしょうか、スーツ姿もなかなか板についていました。
龍谷大学関連で特筆すべきこととして、「食と農の総合研究所」の野村康之研究員が学会賞(奨励賞)を受賞され、受賞講演をおこないました。また、先端理工学部の内田欣吾教授に「光応答性結晶で作成するバイオミメティック表面」と題した特別講演をいただき、貴重な異分野交流の機会となりました。
たいへんおもしろかったのは、この大会開催がたまたま見かけられた方にTwitterで紹介されて90万件表示、2万いいねの大バズりとなっていたことです。2万いいねというのは、大会参加者数の100倍です。「雑草学会」という名前にインパクトがあったのでしょうか。この一件はJタウンネットさんがとりあげてくださり、Yahoo! JAPANなどで配信されました。こちらのリンクからぜひご覧ください。
(雑草学研究室 三浦励一)