ハワイ実習参加学生が「遺伝子組み換え作物と ゲノム編集食品の未来を考える」シンポジウムに登壇

 11月29日、京都駅前のキャンパスプラザ京都にて、表記のシンポジウムが「遺伝子組み換え作物の映画実行委員会」の主催で開催されました。







このブログで何度か示しているように、夏のハワイでの実習では、コナコーヒーの収穫体験や日系移民の歴史に加え、ハワイ島で商業栽培されるGMOパパイヤの、「開発」・「栽培」・「流通」・「市場」について体験するプログラムを実施しました。

このプログラムの準備に際しては、現地での適切な人を探し出す必要があります。そうしたコネを全く持っていなかったので、大阪公立大学の小泉先生にハワイでの協力先の紹介をお願いし、アメリカ大使館の協力もえて、現地の関係者を紹介していただきました。その関係者からさらに輪を広げ、おかげさまでプログラムが完成し、実習はコロナ禍での中止期間を挟んで、3回繰り返して実施できました。

今回は、この夏のハワイで体験したことを、表記シンポジウムでパネリストとして報告する機会をいただきました。

学生たちは、ここのところお昼休みに集まって発表練習をし、そして当日を迎えました。

フィリピンやインドネシアで飼料用GMトウモロコシを栽培する女性農家の方の講演を聞き、ついで日本での栽培の可能性について議論しました。その後にいよいよ発表です。

ハワイ訪問前の事前学習から最後の振り返りまで、分担しながらうまく説明しました。練習よりも文言を増やし、彼らなりに聴衆に伝えたいことを盛り込んだのだと思います。

引率した私としては、彼らの発表が無事終えられたことと共に、ハワイ実習のGMO部分を構成するのにお世話になった方々と直接の面識をえて、感謝を伝えられたことが大きかったです。

(古本)