ラオススタディツアー2025(その2)

食料農業システム学科では、食料農業システム実習B「ラオススタディツアー」を2025年8月24日から31日にかけて実施しました。2回生3名と3回生6名が東南アジアのラオス、ルアンパバーン県を訪問し、農業や食、地域の文化などについて見学や体験をしました。

8月27日と28日の2日間は、ルアンパバーン県北部のナムバーク郡まで自動車で移動し、水田稲作農村や郡部の朝市を見学したり、アグリツーリズムを実践する農家体験施設で宿泊や工芸を体験したりしました。

村の中を散策して、農業や工芸、生活の様子を観察します。

     植林したパラゴムノキから天然ゴムを採取しています。重要な換金作物です。

           村に生えている植物をつかって草木染を体験。
ハンカチを好きな色に染めます。

糸車を使って木綿糸を手で紡ぐ体験。
村の職人さんたちが指導してくれます。

好きな色の木綿糸を選んで、木綿布を織る体験。最初は難しくてもだんだん慣れていきます。

 この他にも、村で採れた食材を使って自分たちで夕食を調理してみたり、伝統的な木造高床家屋に泊まったりと、農村ならではの経験をたのしみました。伝統的な農業や食のあり方とアグリツーリズムの新たな取り組み、その両方について理解を深めることができました。

 その3に続く(落合、竹歳)