日本作物学会第242回講演会を龍谷大学 瀬田キャンパスにて開催しました

 9月10日、11日の両日、瀬田キャンパスで日本作物学会第242回講演会が開催されました。
 イネ、ムギ、ダイズをはじめとする様々な農作物に関する生理学・形態学・遺伝学といった基礎領域から、実際の品種育成や栽培管理などの応用領域に関する最新の知見が発表されました。また、農業の6次産業化の実際についての市民公開型シンポジウムと、琵琶湖の農業と環境に関するシンポジウムも同時に開催されました。国内外から350人以上の参加者があり、とても盛況でした。
 12日には、「近江の食,農,環境」を視察するエキスカーションも行われ、多くの方が滋賀の農業に関心をもって参加してくれました。本講演会は、農学部資源生物科学科の猪谷富雄教授を運営委員長として開催しましたが、資源生物科学科の2年生が準備から後片付けまで積極的に手伝ってくれたことで、順調にすすめることができました。
 農学部創設後、はじめての学会全国大会の開催でもあり、なかなかたいへんでしたが、本学からも開催支援を頂き、成功裏に終えることができました。ここにご報告します。