ぶどうの収穫体験とぶどう祭りへの参加

9月2日、東近江市愛東で、ぶどうの収穫と出荷の作業体験をしました。今回体験させて頂いたのは加工業者に出荷するぶどうです。色づきが良くなく糖度が十分でないものは、青果として市場に出すことができないので、飲料などの原料として販売されます。今年は長雨の影響で、加工に回されるぶどうが多くなっています。販売価格は、青果市場に出すものと比べると格段に低くなります。
収穫したぶどうは、割れた粒や腐った粒を取り除いて箱詰めしました。安くしか売れないのに手間がかかる現実を目の当たりにしました。
翌日は、ぶどう祭りにサポート・スタッフとして参加しました。学生たちは、3種類のぶどうの粒をパック詰めして販売したり、ぶどうすくい等の競技プログラムのアシスタントを務めました。また、自分たちでつくった紫蘇ジュースと梅ジュースも販売しました。天候に恵まれ多くの人が来場し、用意したぶどうの粒パックもジュースも短時間で完売しました。
今年は、メロン祭り、なし祭り、ぶどう祭りに参加し、「イベントには龍谷大学の学生さんが来てくれる」と地元で頼りにされる存在になりつつあります。(淡路)

加工に回すぶどうを収穫
割れた粒などを取り除く
ぶどうの粒パックを販売(長い行列ができました)
粒パックに入れたぶどうの品種の人気投票