訪問3回目である8月22日(水)、23日(木)に浄宗寺にてお寺de PBLの活動をしました。
8月22日(水)には、大字西円寺地域から車で約10分にある近江眞綿を製造している山脇源平商店さんに伺いました。ここは、繭から糸ではなく綿を作っている工房で、私たちは、眞綿製造工程の見学と体験、近江眞綿の歴史についてお話しを伺いました。実際に体験してみて、思っている以上に難しく、これこそ職人の技という事をあらためて実感しました。また、近江眞綿は約270年の歴史を有しており、私たちは江戸時代に書かれた『養蚕秘録』を拝見することもできました。その歴史が長く日本をこれまで支えてきた産業の一つを知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
その夜、地域の方々とお話しする機会を設けていただき、前回までお聞きしてきた獣害の具体的な被害や対策、農業の実態など様々な話を聞くことができました。また、私たちから地域活性化におけるSNS運営の提案をさせていただき、話し合いの末、実際にInstagramを利用し運営することになりました。
8月23日(木)には、前夜にお話をお聞きしたひょうたんを栽培されている方の畑へ伺いました。そこでは、様々の種類のひょうたんがつるされており、メンバー全員、興味津々でした。収穫のお手伝いもさせていただきとても楽しかったです。また、獣害対策を実際どのように行っているかを見学させていただきました。ネットや柵、天敵がきたら音が鳴る装置など様々な工夫を見ることが出来ました。
今回の宿泊訪問にて、子どもからお年寄りまでさまざまの層の地域の方々と交流することができ、訪問だけではわからないことが浮き彫りになりあらたに発見することが多く、とても充実した訪問でした。また、私たちが運営しているInstagramにて私たちの活動や大字西円寺地域を中心に米原市のあまり知られていない素敵な場所などをたくさん投稿していきたいと思っています。重ねて、フォローもよろしくお願いいたします。
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