前のエントリーでも少し述べましたが、堂農場の水源となっているため池は、ここ数年、水生植物のヒシとアゾラが繁茂して水質が悪化しており、水草が腐敗して悪臭を放つこともありました。自分たちも利用するため池だから、ボランティアとしての清掃と卒業研究をリンクさせちゃえ!というわけで、森泉ゼミと三浦ゼミが共同で、水質と生物多様性のモニタリングを行いながら、水草の撤去作業を行うことにしました。
水草の撤去前に調査枠を設けます。夏の間は満水でしたが、作業のため水位を下げました。もちろん、地元の農業組合と相談しながら進めています。
次は手製の引き網を使って水草を寄せ集めます。水を干してから集めるのは重いよ、という地元の方々のアドバイスを参考に工夫しました。確かにこれは仕事がはかどる! 魚はかからないように底があいています。
陸揚げは力仕事ですが、コーナンで買ってきた新型の熊手が威力を発揮しました。それにしても、これが食べられるものだったらいいのになぁ……とは思います。
水草に混じってコオイムシがあがってきました。こんな作業をしなければ、いることにすら気づかなかったでしょう。
本格的に寒くなる前に作業を終わらせたいので、いまががんばりどころです。(三浦)