お酢づくりについてフィールドワークしました

2018年11月17日と18日の2日間、落合ゼミの4回生6名が宮津市と与謝野町で選択参加型フィールドワークをおこないました。

宮津市では飯尾醸造を訪問し、五代目当主飯尾彰浩さんより、無農薬栽培の米を原料に、伝統的な製法で作る純米酢について、また地域と製品の特性を活かした企業活動について、お話をお聞きしました。 

さらに蔵を見学。入り口ではお酢の製造道具を再利用したテーブルが出迎えてくれます。

    大きなタンクにはしごをかけ、酢の静置発酵のようすを観察。

紅芋を原料にしたお酢やピクルス用のお酢など、さまざまなお酢をテイスティング。
食文化におけるお酢の役割を確認しました。

ご協力をいただいた飯尾醸造さんに心より感謝申し上げます。


さらに与謝野町では、景観保全地区「ちりめん街道」を見学。旧尾藤家住宅を訪れ、江戸時代末期から明治にかけて栄えた絹織物産業のようすや、当時の豪商の生活について、理解を深めました。


食と染織にかかわる丹後の地域文化をじっくりと学んだ二日間でした。(落合)