まず、新工場での鰹節の製造工程を見学。 専用の機械で鰹節を削るようすを観察したあと、削りたての鰹節を試食させていただきました。
つぎに本店に移動して、おだしの役割や使用される素材の特徴、さらに食品企業としての活動について、采野元英社長からお話を伺いました。
そして、おだしのテイスティング。昆布と鰹節の組み合わせを何通りも試したり、思いがけない素材をおだしに加えて新たな味を発見したり。
ゼミで講読中のテキスト、原田信男著『和食の歴史』の記述と対応させながら、日本の食文化の基礎となるおだしと、おだしを支える企業実践について、現場で学ぶ貴重な機会となりました。
ご協力をいただいたうね乃さんに心より御礼申し上げます。(落合)