イシクラゲ続報:宮古島調査

3月18日から20日まで、玉井、古本、坂梨で、宮古島におけるイシクラゲ培養、採取、流通、食文化に関する調査をおこなってきました。

宮古島ではイシクラゲを食べているという情報を事前に得ていたのですが、どのように採取され、販売されているのか、手探り状態での調査でした。

宮古島のイシクラゲ

試験的にイシクラゲを培養している会社を訪問しました。培養方法はまだ確立しておらず試行錯誤が続いています。

自前の装置

次に、島の市場や食事処をまわりお店の人から話を聞きイシクラゲの情報を集めました。県や市などの関連団体からもわずかながら話を聞くことができ、様々な名前と料理法があることがわかりました。

地元の食材をみてまわる

最終日には、ファマーズマーケットにイシクラゲを出しているご夫婦に出会い、採取場所まで案内してもらいました。

好物だと語る奥さん

ある方は「残すべき食材だ」と語ってくれました。滋賀の姉川クラゲ同様に忘れられつつある食材ですが、島では販売されている点で滋賀とは異なり、大変興味深い調査となりました。

初対面にもかかわらずご対応してくださった島の皆さま、ありがとうございました。

砂浜に「龍大農学部」

玉井・古本・坂梨(記)