入門ゼミと総合演習Ⅱで講演会を開催


6月28日に入門ゼミ(4組、6組、8組)と総合演習Ⅱ(応用昆虫学研究室)で、秋田県果樹試験場の舟山健氏に講演をしていただきました。舟山氏は、果樹試験場でリンゴの害虫であるクサギカメムシとナミハダニの生態と防除の研究を精力的に進めている研究者で、クサギカメムシの生態を明らかにした研究は、ヨーロッパやアメリカでも注目されており、また、ナミハダニの土着天敵を利用した防除技術は、リンゴ農家から支持されつつある技術となっています。入門ゼミの1年生からは、「実際の農業現場での技術を知ることができた」、「殺虫剤を使わない害虫の防除技術があることを知った」、「環境にやさしい農業技術は大切だと思う」などの感想が寄せられました。学生達が、今後の害虫防除のあり方について考えるきっかけになればいいと思います。(樋口)