ラボ合宿で芦生演習林にいってきました(2日目)。


2日目は、石原先生の引率のもと、芦生原生林にはいりました。
林道を車でいくこと小一時間。そこから、徒歩で2年前からシカ柵を設けた区域にはいりました。シカがいない区域とシカのいる場所ではどのように下草が異なるかという研究です。歩いてみてわかったのですが、シカのいる区域よりは少しは、下草が戻ってきているようには感じましたが、石原さんによると予想よりは回復が遅いそうです。それは、シカが増えてから長年経ってしまったせいで、埋蔵種子が少なくなってきてしまったからではないかと考えておられました。


(下草は回復しているように見えるが、殆どがシカが食べないシダ植物)


(ナツエビネ)
由良川の源泉をたどり、そのまま突き抜けると福井県と滋賀県と京都府の3県が接する地点にでました。そして、福井の方をみると遠く遠くにうっすらと日本海が見えました。
日本海を見ながら、デカい具のない塩おにぎりを食べた後は、マイクロバスが待つ林道まで一気に降りました。
昼食たべて、ゆっくりしているときに、技官さんが「そろそろ、行かないと雨がふるかもしれない。雨の匂いがするから。」と仰ったのですが、その通りで、マイクロバスに乗り込んだ直前に大雨が降ってきました。すごい!さすが!と思ったのでした。

来年もまた芦生にお世話になる予定です。来年はどこに案内してもらえるのか楽しみです。


塩尻