宮津の食と地域おこしについてフィールドワークしてきました

2019年10月5、6日の2日間、食料農業システム学科落合ゼミ(食文化・地域文化研究室)の3、4回生13名が、京都府宮津市でフィールドワークをおこないました。

今回の目的は、お酢の製造販売を手がける飯尾醸造を訪問し、日本の食文化を支える伝統的なお酢の製造技術と、お酢を活用したフードビジネスのあり方を学ぶことです。最初に、飯尾彰浩社長から活動について説明をお聞きし、6種類の製品の試飲をさせていただきました。



蔵に入って、製造の様子を観察します。大きなタンクの中で発酵が進んでいます。


飯尾醸造が経営するイタリア料理店acetoでは、鹿肉や野菜、魚介類など、丹後地域の食材を活用した料理を食べながら、地域おこしの取り組みについて勉強しました。イタリア料理をいただく時のマナーについても、飯尾社長から教えていただきました。




この他にも、天橋立ワイナリー、丹後郷土資料館、旧三上家住宅、道の駅海の京都宮津、フードイベント「グルメ合戦2019」などで、見学や実食をしました。




参加したゼミ生にとっては、地域の歴史や文化、食に関する実践を現場で学ぶ貴重な機会となりました。ご協力をいただきました飯尾醸造のみなさまに心より御礼申し上げます。(落合)