お出汁についてフィールドワークしてきました

2019年10月30日、食料農業システム学科落合ゼミの3回生7名が、お出汁素材の製造販売を
手がける食品企業「うね乃」本店(京都市南区)で、全員参加型フィールドワークをおこないました。

この日のプログラムは、采野元英社長のお話からスタートしました。企業理念や鰹節の製造プロセスを、写真を示しながらていねいに説明くださいます。学生は聞き取りに集中しています。


お話と並行して、お出汁をテイスティングするワークショップに参加しました。4種類の鰹節と昆布の組み合わせをじっくりと味わい、その違いを自分の舌で確かめます。わからないことがあれば、質問をして確認していきます。




本店に隣接する工場では、製造の現場を見学しました。鰹節を削る機械のしくみについて教えていただいたあと、スタッフの方々が刃物の手入れをしたり、実際に鰹節を削ったりする作業のようすを観察しました。






日本の食文化をささえるお出汁について、また、その生産や製造にかかわる多くの方々の技術や思いについて、現場で学ぶ貴重な時間となりました。自宅に帰ってから、製品を使って春雨のスープや白菜の一夜漬、卵かけご飯などの料理を作り、食べてみたという学生もいました。

ご協力をいただきましたうね乃のみなさまに心から御礼申し上げます。(落合)