京都大学・生態学研究センターでの研修

 植物生命科学科の基礎演習Ⅰの学外演習の一環として、京都大学・生態学研究センターにおける研修を受けました。私たちの学科では、学内での講義や実習ばかりでなく、植物科学に関する様々な研究教育機関の協力を得て、教育の機会を設けています。今回は、京都大学・生態学研究センター様のご協力のもと、学外演習を行いました、

 まず、中野センター長より、センターの研究活動やミッションについての説明を受けました。それほど大規模ではないけれども、多彩な研究者が集まり、活気ある研究所であることを、ユーモアたっぷりにお話いただきました。

 センターのミッションの一つとして、安定同位体比分析システムの共同利用研究があります。木庭副センター長に説明をいただきました。例えば毛髪の炭素安定同位体比を測定することにより、食生活が分かるとのことでした。生態学のみならず、考古学や法医学の研究にも役立っているそうです。

 瀬田キャンパスの近くで世界レベルの研究の一端を覗かせていただき、学生たちにとってよい刺激となりました。貴重な機会を与えて頂いた中野センター長はじめ生態学研究センターの皆さまに、お礼を申し上げます。



(浅水・塩尻)