学生による農家調査を実施しました

香川ゼミの12月は農家調査月間です。

3回ゼミ生を3グループ(1グループ当たり3~4名)に分け、グループごとに農家で実態調査をすることに挑戦しました。今回のテーマは「京都市における都市農家の現状と課題」を探ることです。

都市農業は身近な存在ですが、多くの学生はその実情を知りません。3つのグループがそれぞれ異なるタイプの農家を調査し、そこで分かったことを比較・検討することで都市農業・都市農家の実態に迫ろうという趣旨です。

もちろん、学生達が見知らぬ人とコミュニケーションをとり、調査の練習をすることも大きな目的です。

12月6日に2グループ、12月10日に1グループが調査に出かけました。学生の自主性を高めるために教員は同行していません。ガチの調査を学生のみでやっていただきました。

野菜作で頑張る農家の調査


住宅地の真ん中で農業が営まれています

農家の庭先の直売所

新幹線の高架脇の野菜畑


12月11日は調査結果の取りまとめをしました。


調べて分かったことを整理するための討論

プレゼンテーション用の資料を作成するための原案作り
 
調査結果から普遍的な論理を導くのが難しい

今後、各グループが調査した結果やそこから考察したことをそれぞれ報告し、討論する予定です。

調査に行くと教科書には載っていない様々な事実が分かります。調査に行く前は「学生だけで大丈夫か?」と少しだけ心配していましたが、想像以上にしっかりやってきてくれました。良い経験になったことと思います。報告会が楽しみです。

(香川)