丹波篠山市で黒豆の収穫体験

2019年12月11日に中川ゼミの3年生4名が、丹波篠山市でフィールドワークを行ってきました。今回は、「参与観察」を目的とし、黒豆の収穫に参加させていただきました。


丹波篠山市村雲地区にて



慣れない収穫作業に四苦八苦しながらも、次第に慣れ、終わる頃には寒さで冷えていた身体もすっかり温まっていました。

収穫はかなり力が必要な作業です


収穫した黒豆をまとめ、1週間ほど自然乾燥させる



収穫後は、出荷までの過程として、乾燥機や選別機を実際に見ながら、作業内容や地域での協働のあり方などについて、お話を伺うことができました。



大きさを選別する機械


受け入れてくださった中岡聖さんは、大阪からのIターン者です。未経験からの就農や、あらたな土地での生活にまつわるエピソードについても、お話していただけました。中岡さんが、農業の楽しさを生き生きと語られる様子には、学生たちも刺激を受けたようです。

最後に「バイト代!」と、中岡さんが生産されたお米をいただいてしまいました。

また、学生からのおねだり?もあり、収穫したうちの一部の黒豆を譲り受け、それぞれが持ち帰りました。自宅で乾燥させ、お正月の煮豆として使えるかどうか・・・報告が楽しみです。

持ち帰る豆を真剣に仕分け中

「バイト代」を手に、中岡さんと一緒に記念撮影

教室での学びももちろん必要ですが、こうして現場に行かないとわからないこと、当事者の話からでしか知り得ないことがあり、それこそがフィールドワークの醍醐味であると感じられた一日でした。

中岡さん、どうもありがとうございました。(中川)