龍谷大学農学部の1期生(中村研究室)の卒業研究が”High sensitivity of roots to salt stress as revealed by novel tip bioassay in wheat seedlings”というタイトルでBiotechnology & Biotechnological Equipment 35(1) 246-254に掲載されました。
https://doi.org/10.1080/13102818.2020.1852890
この論文はコムギを5 mLのピペットチップで栽培する方法(チップ法)が,コムギ幼苗の耐塩性の生物検定に応用できること報告したものです。中村研究室では『一つの目標を皆で共有し,力を合わせて完成する』ということで,様々なパンコムギ品種を7人のゼミ生全員で少しずつ分担し,チップ法で耐塩性の生物検定をおこなっていました。少し時間がかかってしまいましたが,7人の共同研究が1つの投稿論文という形で実を結んだことを嬉しく思います。 (竹中)