地元農業組合の共同作業に参加

 春の農作業がはじまる季節です。堂農場で実験している資源生物科学科の学生と郷土野菜サークル「農友」の有志が、4月4日の朝から、地元・堂農業組合の共同作業「小溝さらい」に参加してきました。これは、水田耕作の開始前に、共有の水路をさらって水の通りをよくするために行います。水田耕作の命綱である農業用水は個人で確保できるものではなく、ため池も用排水路も共有インフラです。そこから水をひかせてもらう一員として、私たちも維持管理に参加します。「いつもありがとう。」「こちらこそ、今年もお世話になります。」そんな声かけを通じて、「農業は集落でやるもの」であることを学んでいきます。


(農業自然史研究室 三浦)