着付け師さんの活動についてフィールドワークしました

2021年7月7日、落合ゼミの選択参加型フィールドワーク【染織文化編】を実施しました。

今回は、着付け師の宇野薫先生を瀬田キャンパスにお招きし、和装ビジネスにおける着付け師の役割について、3回生3名が参与観察とインタビューをおこないました。


参与観察では、先生にきものを着付けていただきました。小紋、振袖、訪問着と3種類のきものをそれぞれに着てみる、また、ほかの人が着ている様子を観察することで、着尺や帯の素材の特徴、TPOや季節によるきものの選び方などを学んでいきます。耳なれない専門用語が出てきたら、漢字の書き方を確認しながら、フィールドノートにすかさずメモします。

着付けが終わったら、宇野先生へのインタビュー。事前学習の中で出てきた質問、着付けの過程で浮かび上がった疑問などをお伝えして、ひとつひとつ回答していただきます。

           最後に、脱いだきもののたたみ方を勉強します。


きものそのものについて、また着付け師の仕事のあり方やその変化について、現場でのご経験をもとに、終始ていねいに教えていただきました。ゼミでの初めての試みでしたが、充実した時間となりました。ご協力いただいた
宇野先生に心から御礼申し上げます。(落合)