オンライン授業で、ミツバチについて学ぶ

7/2、食料農業システム学科の1年生対象の「入門ゼミ」において、7組、8組が合同で、ゲスト講義をオンラインで受けました。

今回は、総合地球環境学研究所の外来研究員である、真貝理香さんをお迎えし、「ミツバチがつなぐ食卓と都市」というテーマで、ご講演いただきました。




日本や西欧におけるミツバチの歴史を学びつつ、





フードシステムにおけるポリネーター(送粉者)としての役割など、興味深い話題が続き、



「今までみつばちは、はちみつを作っているだけと思っていましたが、みつばちは私たちと深く関わっていて、生活を支えてくれている大事な存在だと改めて勉強になりました」という声が、学生から聞かれました。

また、

「ミツバチはどのくらいの距離を飛ぶんですか」
「日本ミツバチはおとなしいと聞いたことがあるのですがそれは事実ですか?」

といったミツバチの生態にかかわるものや、

「ミツバチを育てるために資格はいるのですか?」
「ハウス栽培以外は、蜂の種類や量が調整できないと思いますが、それは大丈夫なのでしょうか?」

といった養蜂に関するものまで、さまざまな質問が飛び出しました。

講義後の感想には、「田舎に住んでいるので、たまにミツバチを飛んでいるのを見るのを見て邪魔だなと思っていたのですが、今回の講義でミツバチの可愛さや習性を知れてミツバチに対しての見方が変わりました。 一度ミツバチを育ててみたいと思いました」と、受講前との意識の変化を記してくれる学生もいたり、

「自分もミツバチを飼育してみようか」と思って、インターネットで必要な手続きと方法を検索した」という学生がいたりと、大きな刺激を受けたようです。

真貝さんの講義を通して、食料農業システム学科における学びの豊さや広がりについて触れる機会となったと思います。真貝さん、ありがとうございました。(中川)